こんにちは、ファイナンシャルプランナーの池田昇太です。
この記事を読んでいる人の多くは会社員か事業主で、何らかのビジネスをしているのではないでしょうか。
そして「投資をやった方が儲かるんじゃないかな?」と考えていることでしょう。
そこでこの記事では、投資を始めるべきか判断してもらうために、
- 投資とビジネスの違い
- 初心者におすすめ投資方法
- 投資で失敗しないための方法
をお伝えします。
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投資とビジネスの違いとは?
投資とビジネスには明確な違いがあるのです。
投資とビジネスの違いと、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
投資とビジネスの違い
ビジネスも投資も、収益を得ようとする点では同じです。
投資とビジネスの違いは、収益を得る方法にあります。
ビジネスとは、働いて収益を得ること。
誰かと雇用契約を結んで会社員やパート・アルバイトとして働いたり、自分で事業を始めたりして、お金を稼ぎます。
他にも人を雇って働いてもらう方法もあるでしょう。
そして投資とは、資産運用により収益を得ること。
資産運用の方法はさまざまです。
例えば、預貯金・株式・債券・不動産・投資信託・FX・金があります。
このようにビジネスは「人が働いてお金を稼ぐ」特徴があるのに対して、投資は「お金に働いてもらってお金を稼ぐ」特徴があるのです。
ビジネスのメリット・デメリット
ビジネスのメリットは、以下のようなものがあります。
- 自分で手順を管理できる
- お金をかけずにリターンを狙える
- 自動収入を作りやすい
特にインターネットビジネスは、ビジネスのメリットを多く享受できるでしょう。
例えば、ウェブサイトの記事制作・デザイン・プログラミングなら、自分で手順を管理しやすいうえ、大きな初期費用がなくても取り組めます。
アフィリエイトなら、軌道に乗れば自動的に収益が得られます。
ただしビジネスには、作業量が膨大になるデメリットもあります。
ビジネスに関わる作業を1人でこなすのは、時間的にも労力的にも容易なことではありません。
投資のメリット・デメリット
投資のメリットは、経済の知識が増えること、労力が少ないことが挙がります。
会社株や為替の分析をすれば、自然と経済に詳しくなれるでしょう。
また、投資では一度金融商品を買ったあとは、タイミングを見計らって売るだけですので、ビジネスに比べ労力が少ないです。
FXのスキャルピングトレードや株式のデイトレードのような、売買を繰り返す取引手法を取らなければ、ほとんど手間はかかりません。
一方でデメリットは、大きな利益を得るためには、多額の資金と時間が必要になる点です。
元本が多ければ多いほど、投資で得られる利益も大きくなります。
資金が少ない場合は、少しずつ時間をかけて利益を増やすしかありません。
ビジネスだけでなく投資にも取り組もう
ビジネスをやってみようと思っている人もそうではない人も、ぜひ投資に挑戦してみてください。
手間のかからない投資を選べば、ビジネスと並行して投資に取り組むことも可能なはずです。
現在、銀行に預金しているだけでは、資産はほとんど増やせません。
1970年~1980年代、ゆうちょ銀行の普通預金の金利は2~4%ほどでしたが、現在はたったの0.001%。
「銀行預金していればお金が増える」は昔の話です。
預貯金に頼らず、自分で資産運用をしなければお金を増やせません。
そのため、ビジネスだけでなく投資にも取り組むのがおすすめです。
初心者におすすめな投資・資産運用方法
預貯金をしてもお金は増えないので、投資をするのが良いと説明しました。
それでは初心者は、どんな投資をすれば良いのでしょうか。
初心者におすすめの投資方法は以下の6つです。
- NISA
- つみたてNISA
- 個人向け国債
- 投資信託
- ロボアドバイザー
- iDeCo
それでは、初心者におすすめの投資方法をひとつずつ詳しく解説していきます。
NISA
1つ目はNISA(少額投資非課税制度)です。
NISAとは、投資で得た利益を一定額まで非課税にできる制度を指します。
通常、投資で得た利益には約20%の税金が課せられますが、NISAを活用すれば税金は発生しません。
NISAなら年間で120万円を上限に、最長で5年間、投資利益を非課税にできます。
NISAの対象となる投資は限られており、上場株式・上場投資信託・REITなど。
一方で非上場株式・FX・債券・貴金属類の金融商品はNISAの対象ではありません。
NISA対象商品への投資を考えている人は、ぜひ活用しましょう。
つみたてNISA
つみたてNISAもNISA同様、投資で得た利益を非課税にできる制度。
つみたてNISAの特徴は、以下の通りです。
- つみたてNISAの上限額は40万円/年
- 非課税期間は最長20年
- 対象となる金融商品は、国が選定した投資信託のみ
つみたてNISAで投資できる投資信託は長期・分散投資向きの銘柄であり、ローリスク・ローリターンな特徴があります。
また、購入手数料も発生しないため、長期間に渡って運用したい人に向いています。
ただし、つみたてNISAは元本割れする可能性もあるので、自身のリスク許容度と相談のうえ投資金額を決めるようにしましょう。
▼つみたてNISAの商品の選び方について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
個人向け国債
個人向け国債も、初心者向けの投資方法です。
個人向け国債とは、国が発行する債券。
発行主体が会社・地方自治体ではなく国であるため、破綻リスクは極めて低いと考えられます。
また、個人向け国債は最低金利0.05%が保証されているうえに、満期まで保有すれば元本割れの心配はありません。
なお、個人向け国債の満期は3年・5年・10年のいずれかから選択可能。
満期3年・5年の国債は固定金利であり、10年の国債は変動金利です。
購入価格は1万円からであり、購入額の上限はありません。
株式や投資信託に比べリターンの小さいことがデメリットですが、元本割れを避けたい人や、資産を安全に長期保管したい人は、ぜひ購入を検討してみてください。
投資信託
投資信託は、資産運用のプロにお金を預けて、代わりに運用してもらう方法です。
そのため投資信託の購入後、売却するまでにやるべきことはありません。
さらに投資信託は、さまざまな株式・債券・不動産・コモディティに投資するので、リスクの分散もできるのです。
投資信託は「自分で投資の勉強をする時間を確保できない」「投資は難しくてよく分からない」と悩む人に向いています。
一方で、投資信託には「手数料がかかる」「元本割れの可能性がある」というデメリットもあることは知っておきましょう。
▼投資信託について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
ロボアドバイザー
ロボアドバイザーとは、サイトやアプリ上で年齢や資産状況を入力すれば、自分に合った投資方法の提案を受けたり、資産運用を任せたりできるサービス。
そのためロボアドバイザーは、投資に関する知識が少ない人や、投資に苦手意識を持っている人におすすめです。
ロボアドバイザーを利用すれば、株式・債券・不動産を始めとした投資先を提案されます。
時間をかけてコツコツと資産運用する方法から、少しリスクを取って大きめのリターンを狙う方法までさまざまで、自分に合う投資のやり方が分かるでしょう。
ロボアドバイザーから提案された投資先を自分でも調べてみると、投資に関する理解が深まるので、ぜひお試しください。
iDeCo
最後に紹介する投資はiDeCo(個人型確定拠出年金)です。
iDeCoは老後の資産準備のための制度。
iDeCoの特徴は以下の通りです。
- 毎月一定の掛け金を支払っていく
- 支払った掛け金は全額所得控除できる
- 投資方法は自分で選べる
- 60歳になるまで引き出せない
- 60歳以降の受取時も一定額まで税制優遇を受けられる
iDeCoでは、支払う掛け金を運用に回せます。
運用方法は、定期預金や保険といった元本確保型と、株式や投資信託といった元本変動型の2種類。
さらに、掛け金の全額が「小規模企業共済等掛金控除」の対象となります。
iDeCoで積み立てたお金を受け取るときも、一括で受け取れば「退職所得控除」の対象となり、分割で受け取れば「公的年金等控除」の対象となるのです。
このようにiDeCoは、資産運用をしながら節税したい人に向いています。
初心者が投資で失敗しないための考え方
この記事では、初心者向けの投資方法を6つご紹介しました。
挑戦してみたい投資はありましたか?
最後に、これから投資に挑戦を考えている初心者に向けて、投資で失敗しないための大切な考え方をお伝えします。
専門家に意見を聞く
投資未経験者にとって、金融商品に投資するのは勇気がいるもの。
「お金がなくなったらどうしよう」といった不安を感じる人もいるのではないでしょうか。
そのような悩みのある人は、当サイトの「お金の健康診断」の利用をすすめます。
「お金の健康診断」なら、相談実績豊富なFPに無料で投資について相談が可能なので、ぜひ使ってみてください。
少額から始める
初めて投資をする場合は、少額から開始しましょう。
なぜなら投資初心者が大きな金額を取引するのは、リスクが高いためです。
慣れた投資家でも、分析を誤って損失を出してしまうケースはよくあります。
投資初心者の場合は、知識も経験も不足しているので、慎重に取引しなくてはなりません。
そのため、高額な取引をしたい場合は、投資の知識・経験を積んだあとにしたほうが良いでしょう。
または、デモトレードで練習する方法もおすすめです。
デモトレードとは、仮想のお金を使用して取引する方法。
仮想のお金ですので、いくらデモトレードで損失を出しても問題ありません。
デモトレードは、多くの証券会社で無料で利用可能なので、ぜひやってみましょう。
投資のリスク、自分が取れるリスクを知る
これから挑戦する投資のリスクと、自分が許容できるリスクを知っておくのは大切です。
投資には以下のようなリスクがあります。
- 価格変動リスク:会社の業績ダウンや、悪いニュースにより株価が下がること
- 信用リスク:株式や債券の発行主体の倒産・破綻により、金融商品の価値がなくなること
- 為替変動リスク:為替レートの変動により金融商品の価値が下がること
これから投資する金融商品に、どのようなリスクがあるのか知っておきましょう。
また、自分のリスク耐性の把握も必要。
自分がどれだけのリスクに耐えられるのか知らないまま投資を始めると、予想に反した値下がりに狼狽したり、思わぬ損失を出してしまったりする危険があるのです。
リスクの許容度は人によって異なり、10万円の損失に耐えられる人もいれば、1000円失うだけでショックを受ける人もいます。
そのため、投資を始める前に自分のリスク許容度の把握が大切になるのです。
長期的な視点を持つ
投資初心者は、長期的な視点で投資すると良いでしょう。
短期的な視点で取引すると、少し損失を出しただけで慌てて売ってしまうケースがあるためです。
長い目で見れば値上がりしていく銘柄もあるので、先々を予想した取引が求められます。
もちろん投資する前に、値上がりが期待できる投資先であるかをよく分析しなくてはなりません。
事前にリサーチを重ねた上で、長期的な視野で投資に挑戦しましょう。
ビジネスだけでなく投資も検討してみよう
この記事では、投資とビジネスの違いや初心者におすすめ投資方法を解説しました。
投資とビジネスの違いは、収益を得る方法です。
投資には手間をかけずにできる方法もあるため、現在ビジネスで収益を得ている人にもおすすめ。
この記事で紹介した6つの投資方法の中で、興味のあるものがあれば、ぜひ挑戦してみましょう。
また、投資を始めるときは少額から始めて、投資のリスクや自分のリスク許容度を理解するのが大切です。
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池田 昇太