二番底は来る?米国株式市場のトレンド転換のサインを元ファンドマネージャーが解説

f:id:haruka_sako:20200612184050p:plain

オカネコは、「お金の専門家が執筆、その執筆者にチャットで相談することもできる」 Webマガジン。
この記事の専門家は…

f:id:haruka_sako:20200415085044p:plain

【執筆者:西出 滋】
銀行、証券・投資顧問、保険と金融3業態すべてを経験した、金融業界25年のFP。外資系投信投資顧問とヘッジファンドで年金運用のファンドマネージャーを歴任しており、特に資産形成・資産運用の相談を専門としている。
 

▼この筆者にチャットで無料相談できます!
詳しくはこちらから
      

二番底は来る?トレンド転換のサインを解説

f:id:haruka_sako:20200416185845p:plain
こんにちは、元外資ファンドマネージャーの西出滋です。

今回は米国株市場で「当面の上昇スピードが鈍るんじゃないか、一旦上昇もお休みになるんじゃないか」というサインが出ましたので、それについて解説していきます。

これを読めば、上昇相場の中で、一旦相場の先行きが変わるかもしれないというのがどんな時かが判断できるようになります。

\\お金のことは家からFPにチャット相談//

f:id:kenta_furumi_400f:20200406095816p:plain  

米国株市場の物色傾向の変化に注目

f:id:haruka_sako:20200515093259j:plain

6月8日米国株式市場に物色の傾向に変化がでました。

物色とは投資家がどのような企業・業種に注目するのかを指します。

米国の代表的な株価指数であるS&P500を見てみましょう。

 

f:id:haruka_sako:20200612163321p:plain

上位にエネルギー、公益事業、不動産などが並んでいます。
一方で下位には生活必需品や情報技術、ヘルスケアなどの業種が並んでいます。
情報技術とはITのことであり、ヘルスケアとともにコロナショックのあとの米国株式市場を牽引してきた業種です。
たとえば、コロナウイルスの特効薬やワクチン開発はヘルスケアに入りますし、ITにはアップルやマイクロソフトなどが入っています。

今回1位に入ったのがエネルギー。
原油価格の下落が止まり、反発傾向にあると評価されていると考えられますが、傾向的に原油価格が上がっていくという予想はしづらく、エネルギー関連企業の業績が持続的に回復するとは考えにくいです。

そして、4位の資本財・サービスには航空機メーカー、ボーイングが入っています。
コロナショックの影響でエアラインによる移動の需要が落ち、必然的に航空系の需要も落ちるということでもっとも嫌気された業種のひとつです。

NASDAQの業種別ランキングは?

次にハイテック株や成長株が多く含まれるNASDAQの業種別ランキングを見てみましょう。

f:id:haruka_sako:20200612172405p:plain

上位はその他金融、銀行などの金融、そして輸送株が続きます。

下位にはバイオ株やコンピューター指数ということで、先ほどのS&P500指数と同じような傾向になっています。

これまで市場を牽引してきた主力株が下位にいき、あまり物色されてこなかった業種が上位にきています。

\\90秒であなたの家計をチェック//

f:id:kenta_furumi_400f:20200406095816p:plain

米国株は暴落する?元ファンドマネージャーの見解

f:id:haruka_sako:20200511100432j:plain

それでは、S&P500指数に採用されている個別企業の出来高はどれだけ売買が盛り上がったのかのランキングを見てみます。

f:id:haruka_sako:20200612172542p:plain

上位10社を見ると、コロナショックの影響が大きく、その後も「そんなに需要が盛り上がらないのでは?」と見られる企業が多く含まれています。

明らかに物色の矛先、投資家が注目する企業が変わっているということが見て取れたと思います。

 

6月8日の相場動向を見ると、株式市場を牽引する主役が変更しているのです。

これを前向きにとらえると、循環物色が効いていると言えます。
物色の矛先が変わりながら、順番に牽引役が交代しながら相場が上がっていくことです。

 

今回は明らかに出遅れ株、これまで相場の圏外に置かれ、投資家の注目を浴びてこなかった株にまで投資家が目を向け、買いを入れ、商いを伴って大幅高をしました。

これは私の経験上、短期的には株式市場のトレンドの転換。
足元でいえば、一旦上昇にストップがかかる、そのサインではないかと考えています。

もしかしたら、今回の相場の牽引役のヘルスケア関連が循環物色として、このまま上昇トレンドが崩れない可能性もあります。

ただ、ここまでかなり1本調子に上昇・反発を遂げてきた株式市場は、一旦おやすみになってもおかしくないのではないかというのが私の考えです。

もしくは市場を牽引する主役というのが変わってきたサインかもしれません。

今まで利益をあげてきた投資家はそのままポートフォリオは見直さない場合、マーケットは上がるのに自分の持ち株は上がらないといった展開になるかもしれません。

 


米国株は暴落する?2番底は来る?トレンド転換のサインが出た!元ファンドマネージャーが、上昇相場で先行きが変わるポイントを教えます。

 

Twitterやnoteでも役立つ情報を発信しているので、ぜひご覧ください。

チャンネル登録はこちら

Twitterはこちら

「西出滋@元ファンドマネージャー」のnoteはこちら 

投資の不安や疑問…執筆者のFPに相談してみよう

f:id:haruka_sako:20200421092131p:plain

「もっと詳しく知りたい」「投資に興味はあるけど、具体的に何から始めればいいかわからない」という人は、資産運用のプロである筆者に直接聞いてみましょう!

「お金の健康診断」サービスならFPに無料で相談することができます。
▼この筆者にチャットで無料で相談!
詳しくはこちらから
  

 
また、「お金の健康診断」は年齢や居住地、年収など20個程の質問に回答するだけで、あなたの家計状況をチェックすることもできます。

同地域・同世代の方と比較して年収・貯蓄額・家賃・資産運用額・保険料などがどの程度なのかがわかるので、自分の家計状況を客観的に知ることが可能。

その後は、あなたにぴったりなお金の専門家が紹介されるので、お金のプロに直接相談することもできます。

ぜひ気軽にトライしてみてくださいね! 

\\お金のことは家からFPにチャット相談//

f:id:kenta_furumi_400f:20200406095816p:plain

※ディスクレーマー※

本資料が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。本資料に掲載される株式、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。本資料は、投資された資金がその価値を維持または増大を補償するものではなく、本資料に基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの障害が発生した場合でも、理由のいかんを問わず、責任を負いません。

本記事は2020年6月11日に「西出滋@元ファンドマネージャーのYoutube」にて公開した記事を編集部で一部加筆・修正したものです。

執筆者

得意分野:資産運用、ライフプランニング、教育資金、保険、住宅ローン、老後資金、相続、投資/お金の勉強

西出 滋

  • 資産運用
  • ライフプランニング
  • 教育資金
  • 保険
  • 住宅ローン
  • 老後資金
  • 相続
  • 投資

コメント皆さん、はじめまして!ファイナンシャルプランナー(FP)の西出(にしで)でございます。
銀行、証券・投資顧問、保険と金融3業態全てを経験し、金融業界25年のFPです。自身の経験で培った知識を活かしてお客様の質問にお答えしています。外資系投信投資顧問とヘッジファンドで年金運用のファンドマネージャーを歴任しており、特に資産形成・資産運用のご相談を専門にしています。
【職業理念】は「投資を文化に」
資産家の皆さんには、機関投資家の考え方をベースにポートフォリオをご提案します。また、ビギナーの方には、とかく難しいというイメージが先行している資産形成・資産運用を、特別なことではなく身近に感じていただけるようお話します。 投資は難しくありません!ぜひお気軽にご相談ください!

このプランナーに無料で相談する