私立大学の学費は総額1000万円以上!?内訳と資金準備に活用できる3つの制度

私立大学の学費は1000万円以上

更新日:2021/2/10

こんにちは、オカネコ編集部です。

私立大学の学費は、ケースによっては4年間で1000万円以上にもなることをご存知ですか?

子どもが私立大学を志望しているなら、今から学費の準備方法を考えておかなければ、進学を諦めることにもなりかねません。

そこで、この記事では、

・私立大学の学費(入学金・授業料)
・私立大学と国立大学の学費の比較
私立大学進学で学費以外に必要な7つの費用
私立大学の学費準備に活用できる3つの制度

を紹介。

私立大学志望の子どもの親が知っておくべき情報をわかりやすくまとめています。
私立大学の学費準備に不安を感じている人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。 

私立大学の学費は最大で2000万円超

大学とお金

私立大学の学費はどのくらいかかるのでしょうか。
私立大学の初年度の学費平均(※)を見てみましょう。

 【初年度の私立大学の学費】

  【文系】私立大学 【理系】私立大学 【医歯系】私立大学
入学料 22万8262円

25万5566円

107万3083円
授業料 79万513円  111万6880円 286万7802円
施設設備費 15万807円 17万7241円 86万2493円
1年間の総額 117万2582円 154万9688円 482万2394円

このように、初年度だけでも100万円以上の学費が必要です。

では私立大学入学から卒業まで、トータルの学費はどうでしょうか。
初年度の学費平均から単純計算すると…

【大学4年間(医歯系は6年間)の学費】

  4年間(6年間)の学費
【文系】私立大学 399万3542円
【理系】私立大学 543万2050円 
【医歯系】私立大学

2345万4853円

同じ私立大学でも学部によってかなり差がありますが、医歯系は特に学費が高く、家が購入できそうなほど…。

また上記の学費はあくまで平均であり、実際は学校や学部によって異なり、加えて授業料や施設設備費は毎年上がる場合があります。

※出典:令和元年度 私立大学等入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について|文部科学省

私立大学と国立大学の学費を比較

私立大学の学費はどのくらい高いのか、国立大学の学費と比較してみましょう。
文部科学省令の標準額(※)によると、国立大学の学費は以下の通り。

【国立大学の初年度の学費】

入学料 28万2000円
授業料 53万5800円
総額 81万7800円

※出典:文部科学省「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」

 

大学卒業までに必要な学費を、私立大学と国立大学で比較すると…

【大学4年間(医歯系は6年間)の学費】

  4年間(6年間)の学費
【文系】私立大学 399万3542円
【理系】私立大学 543万2050円 
【医歯系】私立大学

2345万4853円

国立大学

242万5200円

文系の私立大学の学費ですら、国立大学の1.5倍以上。
理系の学費は国立大学の2倍以上、医歯系の学費は10倍近くです。

国立大学に比べ私立大学の学費は高いため、早めの準備が必要といえます。

▼国立大学の学費について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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私立大学への進学で学費以外に必要な7つの費用

パソコンで調べる大学生

私立大学への進学で必要なお金は、学費だけではありません。
学費以外にも、次の7つの費用が発生します。

1 受験検定料 大学を受験するために払う費用。
私立大学の一般入試の検定料は3万5000円程度。
2 教科書代 大学の教科書は専門性が高く、市場に出回っていないため高いものが多い傾向に。
大体1年間で数万円ですが、先輩からもらったり、中古の本を買ったりすれば節約も可能。
3 保険代金 車やバイク、自転車を持つなら損害賠償責任保険、1人暮らしをするなら火災保険への加入を検討するべきでしょう。
大学生協の保険は年間で1〜2万円ほど。
4 通学費 自宅から大学までの交通費。
バスや電車通学では月数千円、高速バスや特急を使う距離なら月数万円が目安。
5 家賃 自宅外から通う場合は、家賃や引っ越し代などがかかります。
賃貸なら諸々の初期費用として家賃の4〜5倍ほど必要に。
6 生活費 自宅外から通う場合、家賃や光熱費、食費、交際費などの生活費がかかります。
アルバイトだけでまかなうのは難しいため、仕送りをするケースが一般的
7 留学費 必須ではありませんが、子どもが留学を希望したときには留学費用が必要。
一般的に約1年間の留学で必要な総費用は150~250万円ほど。

学費以外の費用のなかでも特に高額となるのが、生活費の仕送り留学費
そこで生活費の仕送りと留学費の金額を、詳しく試算してみましょう。

生活費の仕送りの平均額は年間170万円

日本学生支援機構の調査(※)によると、1人暮らしの私立大学生への仕送りの平均額は年間170万5200円
月々に換算すると14万2100円です。

これに学費を含めて試算すると、1人暮らしで私立大学に通う場合の総額費用は1000万円前後と考えられます。
ただし、これは私立大学の文系の場合であり、理系や医歯系の場合はさらに高額になるはずです。

※出典:日本学生支援機構「平成30年度学生生活調査」

留学費の目安は1年間で150~250万円

子どもが在学中に留学を希望することも十分考えられます。

留学費に関する正確な資料が見つからなかったものの、授業料や家賃、生活費、航空券などから想定すると、1年間の留学で150~250万円ほどが目安になりそうです。
渡航先によってはもっと高くなる可能性もあるでしょう。

留学費を抑えるには、交換留学制度給付型の奨学金を活用する方法があります。
また、1〜3か月の短期留学なら50万円前後ですむことも。

在学中に留学も1人暮らしもする場合、私立大学(文系)の総額費用は1200万円近く必要になると考えられます。   

私立大学の学費の準備方法は?活用できる3つの制度

私立大学の学費準備

私立大学に進学する場合、学費のほかに1人暮らしや留学まで想定すると、1000万円以上のお金が必要になります。
医歯系の学部なら、学費だけで2000万円を超えるでしょう。

もちろん早くから学費を準備しておくのが一番ですが、今から貯金をするには時間のないケースも多いはず。

そこで、私立大学の学費準備に活用できる3つの制度を紹介します。
私立大学の学費準備で悩んでいる人は、ぜひ続きを読んでみてください。

①高等教育の修学支援新制度を利用する

令和2年4月から、国の「高等教育の修学支援新制度」が始まっています。
所得の低い住民税非課税世帯もしくはそれに準ずる世帯の学生が対象となる制度で、

①授業料・入学金の免除または減額
返還不要の給付型奨学金の支給対象拡充

が、その概要です。

私立大学への進学にも活用でき、新制度を使えば格段に学費負担が軽くなります。
制度利用できる世帯収入は家族構成によって異なるため、子どもが制度利用の対象かどうかを一度調べてみましょう。

参考:学びたい気持ちを応援します 高等教育の修学支援新制度(文部科学省)

②貸与型の奨学金を利用する

返還が必要な貸与型の奨学金は「第二種奨学金」と呼ばれ、低い利率の利息で大学の学費に回す資金を調達できます。

しかも第二種奨学金は、在学中は無利子
子どもが私立大学へ通っている間に貯金し大学卒業直後に繰上返還をすれば、負担利子や残債を軽くできます。

ただし奨学金の返還義務は子どもが負うため、必ず子どもと話し合ったうえで借入額を決めるようにしましょう。

③教育ローンを利用する

教育ローンは学費や通学費、1人暮らしの家賃など、大学進学に必要な費用に利用可能。
所得制限で奨学金が使えないときや、奨学金だけでは足りないときに検討してみてください。

種類は大きく分けて「国の教育ローン」「民間の教育ローン」の2つがあります。
それぞれの特徴は次の通り。

国の教育ローン ・借入額の上限は1人350万円まで
・所得制限あり
・日本政策金融公庫が主体
民間の教育ローン ・借入額の上限は審査による
・所得制限なしの商品が多い
・金融機関が主体

また、教育ローンの返済義務を負うのは親です。
そのため大学卒業後、子どもに奨学金の返還負担を負わせたくない人にも適しています。

 

もし私立大学進学までにまだ時間があるのなら、まずは貯金学資保険で準備するのがおすすめ。
詳しい方法は以下の記事をご覧ください。

mag.okane-kenko.jp

私立大学の学費の悩みはFPに個別相談しよう

FPに無料相談する大学生

私立大学の学費準備の最適な方法は、入学までに残された時間や各家庭の状況によって異なります。

また修学支援新制度や奨学金、教育ローンの活用には所得制限がつきもので、自分の場合は利用できるのか判断が難しいですよね。

そこでおすすめなのが、ファイナンシャルプランナー(FP)への個別相談
お金の専門知識が豊富なFPから、どのように学費を準備すればいいのか具体的なアドバイスをもらいましょう。
FP相談は対面で行うのが一般的ですが、相談当サイトの「お金の健康診断」なら、自宅からすぐFPに無料チャット相談ができます。
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教育資金は1日でも早く準備することが大切。
どんなことでもOKなので、ぜひ気軽に相談してみてくださいね!

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この記事の執筆者

オカネコ編集部

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