ドルコスト平均法は万能?本当のリスクを元ファンドマネージャーが解説

f:id:haruka_sako:20200424172836p:plain

オカネコは、「お金の専門家が執筆、その執筆者にチャットで相談することもできる」 Webマガジン。
この記事の専門家は…

f:id:haruka_sako:20200415085044p:plain

【執筆者:西出 滋】
銀行、証券・投資顧問、保険と金融3業態すべてを経験した、金融業界25年のFP。外資系投信投資顧問とヘッジファンドで年金運用のファンドマネージャーを歴任しており、特に資産形成・資産運用の相談を専門としている。
 

▼この筆者にチャットで無料相談できます!
詳しくはこちらから
    

■ドルコスト平均法はリスクがないって本当?


f:id:haruka_sako:20200409113758j:plainこんにちは、元外資ファンドマネージャーの西出滋です。

今回は「ドルコスト平均法」について解説していきます。
投資について勉強したことのある方なら、一度は耳にしたことがあると思います。

一般的に「ドルコスト平均法はリスクがない」と言われますが、本当にそうなのでしょうか?

投資のことならプロに無料相談

f:id:haruka_sako:20200421092131p:plain

 

「投資をしてみたいけど、何から始めればいいかわからない」
「コロナで資産が減ってしまったけど、このまま放置でいいの?」

など、悩みや不安を抱えていませんか? 

そこで、おすすめなのが、お金のプロに無料相談できる「お金の健康診断」。

居住地や相談内容を入力するだけであなたにぴったりなFPやIFA(独立系アドバイザー)が見つかり、チャットで無料相談することができます。

この記事の執筆者のような資産運用のプロや、大手証券会社出身のIFAなどが多数在籍。

匿名かつ無料でできるので、ぜひ気軽にトライしてみてくださいね! 

\\無料でプロが家計をチェック//

f:id:kenta_furumi_400f:20200406095816p:plain

▼この筆者にチャットで無料相談できます!
詳しくはこちらから
    

 

■そもそもドルコスト平均法とは? 

f:id:haruka_sako:20200507101552p:plain

まずは、ドルコスト平均法とは何なのか説明していきます。

ドル・コスト平均法(英: dollar cost averaging、DCA)
株式や投資信託などの金融商品の投資手法の一つ。定額購入法ともいう。金融商品を購入する場合、一度に購入せず、資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して投資する。例えば「予定資金を12分割して、月末ごとに資金の1/12を投入し、一年かけて全量を買う」という手法。
(参照:Wikipedia)

 

つまり、ドルコスト平均法は、自分が積み立てると決めた商品のコストを平均化するという意味で、一気に買わないということ。
同一商品に対して一定額を一定周期で投資していくので、価格が高い時には買える数量は少なくなり、価格が低い時には買える数量が多くなります。

ちなみに、金融業界は米国中心にまわっているので、英語でドルコストと表現していますが、日本語で言えば円コスト平均法です。
その国の通貨で積み立てるということで名前が付いています。

ドルコスト平均法の具体的なやり方とは?

例えば、手元に120万円あった場合、1回で120万円を投資するのではなく、1年間毎月10万円投資します。

このように、毎月一定金額で積み立てるのがドルコスト平均法。

ドルコスト平均法は、高くなったら買える量が少なく安くなったら買える量が増えます。

そのため、とても良いリスク分散になるという説明を多く耳にします。

ドルコスト平均法で積み立てれば、リスクが無い長期分散で積み立てるので、「ドルコスト平均法はリスクが軽減出来て積み立てには最適」「資産形成には最適」というFPや保険屋の人が多いです。

FPや保険屋の方が主催するマネーセミナーでも、ドルコスト平均法は必ず紹介されています。

■ドルコスト平均法で本当にリスクは分散されている?

f:id:haruka_sako:20200420155634j:plain
果たして本当にリスクは分散されているのでしょうか?

そもそも投資におけるリスクとは、価格のブレのことを指します。
価格が下がることだけでなく、価格が上昇することもリスクなのです。
つまり、簡単に言うと、値動きの大きさがリスクとなります。

そう考えると、ドルコスト平均法は、価格が上昇するリスクには目をつぶり、価格が下落するリスクにのみフォーカスしていることになります。

またリスク量とは、その時の投資額に価格のブレをかけて計算します。

そのため投資額が大きければ大きいほど、もしくは投資対象の価格のブレが大きいほどリスク量も大きくなります。

 

ドルコスト平均法はその名前の通り、コスト(購入単価)を平均化する手法。

決して時間的なリスクを分散しているわけではなく、投資タイミングを分散しているだけなのです。
積立期間が終わった時に、コロナショックのような急落が発生したら、それはリスク分散が効いていたと言えるでしょうか?

リーマンショック後の最安値から期間10年で積立を開始して投資をしていたら、積立期間が終了した最もリスク量が大きくなったタイミングでコロナショックが発生したことになります。
しかもこの期間は基本的に右肩上がりなので、平均購入単価は積立開始時点で一括投資した場合よりコスト高になっています。

■ドルコスト平均法のデメリットも理解しておこう

f:id:haruka_sako:20200403105629j:plain

ドルコスト平均法が決して悪いというわけではありません。

あたかもドルコスト平均法が万能だという考えがよくないだけです。

そして、ドルコスト平均法で投資をして損をして投資を止めてしまうことが残念です。

 

私は本当にリスク分散をするのであれば、投資対象を分散させる方が良いと思っています。
たとえば、株を中心としたポートフォリオにするならば、株と連動しない債券や金を組み合わせるなど。

リスク分散の考え方については、この記事の内容を話しているYouTube動画の中で話しています。

良かったら時間のある時にご覧ください。

 

また、Twitterやnoteでも役立つ情報を発信しているので、ぜひご覧ください。

チャンネル登録はこちら

Twitterはこちら

「西出滋@元ファンドマネージャー」のnoteはこちら

投資の不安や疑問…執筆者のFPに相談してみよう

f:id:haruka_sako:20200421092131p:plain

「積立NISAについて、もっと詳しく知りたい」「投資に興味はあるけど、具体的に何から始めればいいかわからない」という人は、資産運用のプロである筆者に直接聞いてみましょう!

「お金の健康診断」サービスならFPに無料で相談することができます。
▼この筆者にチャットで無料で相談!
詳しくはこちらから
  

 
また、「お金の健康診断」は年齢や居住地、年収など20個程の質問に回答するだけで、あなたの家計状況をチェックすることもできます。

同地域・同世代の方と比較して年収・貯蓄額・家賃・資産運用額・保険料などがどの程度なのかがわかるので、自分の家計状況を客観的に知ることが可能。

その後は、あなたにぴったりなお金の専門家が紹介されるので、お金のプロに直接相談することもできます。

ぜひ気軽にトライしてみてくださいね! 

\\あなたの家計をチェック//

f:id:kenta_furumi_400f:20200406095816p:plain

※ディスクレーマー※
この記事(以下、本記事)が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、読者様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。本記事に掲載される株式、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。本記事は、投資された資金がその価値を維持または増大を補償するものではなく、本記事に基づいて投資を行った結果、読者様に何らかの障害が発生した場合でも、理由のいかんを問わず、責任を負いません。

本記事は2020年4月16日に「西出滋@元ファンドマネージャー」のnoteにて公開した記事を編集部で一部加筆・修正したものです。

執筆者

得意分野:資産運用、ライフプランニング、教育資金、保険、住宅ローン、老後資金、相続、投資/お金の勉強

西出 滋

  • 資産運用
  • ライフプランニング
  • 教育資金
  • 保険
  • 住宅ローン
  • 老後資金
  • 相続
  • 投資

コメント皆さん、はじめまして!ファイナンシャルプランナー(FP)の西出(にしで)でございます。
銀行、証券・投資顧問、保険と金融3業態全てを経験し、金融業界25年のFPです。自身の経験で培った知識を活かしてお客様の質問にお答えしています。外資系投信投資顧問とヘッジファンドで年金運用のファンドマネージャーを歴任しており、特に資産形成・資産運用のご相談を専門にしています。
【職業理念】は「投資を文化に」
資産家の皆さんには、機関投資家の考え方をベースにポートフォリオをご提案します。また、ビギナーの方には、とかく難しいというイメージが先行している資産形成・資産運用を、特別なことではなく身近に感じていただけるようお話します。 投資は難しくありません!ぜひお気軽にご相談ください!

このプランナーに無料で相談する