執筆者: 溝井 英子 (株式会社ファイナンスリサーチ)
得意分野: ライフプランニング、保険、資産運用、老後資金、相続、不動産
新型コロナウイルスは日本経済だけでなく、世界経済にも大きな影響を及ぼしています。
- 卒業や入学
- 進学や就職
- 転勤
- 会社の決算
- スポーツの開幕
など新型コロナ感染拡大を抑制する為に緊急事態宣言がでるなど自粛が求められ、わたし達の想像を遥かに超えています。
世界規模の感染拡大によるコロナ。お仕事では、休業をするお店。サラリーマンは時間が短縮されたり、在宅勤務になったり、テレワークになったりと企業収益が落ちたことによって収入が大幅にダウンし生活が苦しくなった方も出てきているのでは無いでしょうか?
また、私たちの仕事や私生活にも大きな影響を与え続けているのではないでしょうか?
そこで、今回はインカム収入と労働収入の違いについてお話していきます。
■ 労働収入への影響
多くの人は勤労収入にひもづいた労働収入を基本収入としていると思います。
会社から支給されるお給与だけの生活になるため、休みたくても休めない、残業によって労働時間を長くしなければならないケースもあるかもしれません。
あるいは会社の経営悪化により収入が減ることによって、生活難に陥るリスクに直面する方も少なからずいるかと思います。
労働収入の場合、業績好調な企業であったとしても、コロナ終息までの時間が長期化すればするほど企業の営業自粛が求められ、企業の財務内容が悪化したり、従業員の士気が低迷したり、人員不足が始まるなどの影響で、自分の収入が減っていくということはあり得る話なのです。当たり前が当たり前でなくなったことに気づく日々だと思います。
今まで当たり前だったことが、何とかしないとこれから困ってしまう、何とかしないと収入が下がっていくということが起きています。労働収入も今の時代は完全な安定ではないのです。
また、2次的な問題として、売り上げが減少、給与減額と連鎖していく可能性すらあると言うことです。労働収入も働かなくなれば当然収入は減っていきますので、経済の打撃が降りかかった時には影響を受けることになります。
■ インカム収入
ではこれに対し、インカム収入とはどういう収入なのか。
インカム収入とは、
「自分の労働を伴わなくても収入が発生する収入形態」
継続的に、定期的に、永続的にコンスタントに利益が発生する仕組みです。「持ち続けて利益を得る」ことが特徴になります。
寝ていても、遊んでいても、働いているときでさえも、365日休むことなくお金にお金を働かせる事がとても大事だと今回のコロナ問題で実感します。
資産形成でインカム収入で所得を得ていたらどうなるのでしょうか?
心の余裕はどうでしょうか。
インカム収入があると多少の給与の減額がきても生活に影響されにくいというメリットが挙げられます。
余裕ができれば、誤った情報に流される可能性も減り今の本業に集中することに繋がります。
■ 運用方法
運用には個人個人、スタイルがあります。
インカム収入は、爆発的に利益を得るというよりは一定の収益を長年にわたって受け取っていくイメージになるため、コツコツがコツを生みます。短期間で爆発的な収益を目指す人には向いていません。
たとえば、今回のコロナウイルスの影響を受け、日本だけではなく、アメリカや他国も含め世界の株価が下落し続けました。
つまり、短期での投資をされている方は非常に大きな損失になるリスクが高かったのでないでしょうか。損切りするか、売却せず見過ごすか。迫られた方も多かったと思います。
株価の投資割合が高く占めているとしたら、今回のような株価が暴落している局面では、大きな損失を被ることになるでしょう。
では、短期運用と比較して長期でのインカム収入はどうでしょうか。
インカム収入は先ほどもお伝えしたように、一定の収益を毎月長年にわたって受け取っていくので緊急事態に強い運用商品だと個人的に思っています。
資産にかわるものは長期運用で、時間を味方にしてリスクを下げます。時間や複利の力を使っていきます。永続的に入ってくる仕組みを複数構築しておくことをお勧めします。
■ リスクの管理
労働収入の他に、個人的には短期と長期と分散投資をおすすめします。アセットを組む上で大事な事です。
それはなぜか。
何が起こるかわからないからです。数年株式で勝ち続けていた人でも、油断していれば数日でこれまで買ってきた資金を全て溶かして明日にはマーケットから退場している可能性も0ではありません。
相場では何が起こるかわからないのです。相場というのはそういったものだからです。
投資信託(ニーサ、イデコなども含む)も運用はプロ(運用会社)に任せますが、相場に入って運用されてる事をしっかり認識しましょう。←本当に大事です。
このことをしっかりと認識しておかねばなりません。
資産運用するにあたり、初心者の方であればあるほどリターンばかり目に行きがちですが、リスクの許容度の確認は必要です。(自分がどれだけ変動に耐えられるか。)
また、その運用商品は、リスクをコントロールできるのか否か。購入前に知った上で始めると自身が附に落ちるので惑わされません。自分の運用スタイルをまず知りましょう。
■ まとめ
いかがだったでしょうか。
世界的に経済が下落すると、労働収入にも影響が出てくるということです。
最初に知っておいて、備えていることによって心の余裕につながっていきます。
全ては入りと出のバランスです。だからこそ備えるためにも、労働収入の他に、資産形成を早いうちからスタートする事をオススメします。
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執筆者: 溝井 英子 (株式会社ファイナンスリサーチ)
得意分野: ライフプランニング、保険、資産運用、老後資金、相続、不動産
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溝井 英子
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コメント
こんにちは。
株式会社ファイナンシャル・リサーチの溝井でございます。
お金の健康診断をご利用頂き有難うございます。
ご連絡頂けた事嬉しく思います。
まず始めに、
弊社は決まった運用商品を扱っている会社ではありません。
お客様のこれまでの経験、今の現状、
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お客様だけの為のライフプランニングを提供させて頂きます。
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心を込めてプランニング、ご提案させて頂きます。