アップルショック2020~元ファンドマネージャーの見解

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執筆者: 西出 滋 @300億円運用していた元外資ファンドマネージャーです。
得意分野: 資産運用、ライフプランニング、教育資金、保険、住宅ローン、老後資金、相続、投資 /お金の勉強

 

それでは、今日も、資産運用に役立つ内容を発信していきます。

 

■ 米国株式市場に待望の押し目が到来か?

 

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米国株式市場に待望の押し目が到来するかもしれません。

押し目とは・・・
上昇トレンドにある株価が一時的に下落することを指します。

 

2020年2月17日(現地時間)にAppleがCOVID -19を理由に利益警告を出しました。

Appleは前回の決算カンファレンスコールで強気の発言をしていたため、今回の利益警告について市場は意外感を持って受け止めると思われます。

Appleは2019年初めにも利益警告を出しており、2年連続のアップルショックです。
株価はAppleだけでなく、指数も最高値圏にあるため少なからず影響を受けるでしょう。

しかし根本的に需要が減退したわけではありません。株価の上昇トレンドは崩れないと予想します。

 

■ アップルショック2019について

 

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Appleは2019年年初にも利益警告を出しており、アップルショックと呼ばれました。

2019年1月2日引け後に第1四半期(1-3月期)の売上高ガイダンスを840億ドルへ引き下げています。従来予想の890億-930億ドル、アナリストコンセンサス913.7億ドルに対して大幅な引き下げです。

売上不振の原因は、米中貿易戦争の影響で中国のアップル店舗への来店客が減り、iPhoneが売上が落ち込んだためです。

1月3日にはAppleだけでなく米国株式市場全体も急落しました。

 

■ アップルショック2020

 

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2月17日にCOVD -19による影響を理由に利益警告が出されています。

しかし、どの程度の引き下げになるか数値が公表されていません。会社側も影響がどこまで広がるか予想できない状況なのでしょう。

Appleのリリースによると売上未達の理由は2つあります。

1つ目は、世界中のiPhoneの供給が一時的に制限されることです。
iPhoneの製造パートナーサイトは湖北省外にあり、これらの施設はすべて再開されていますが、生産の回復は予想よりもゆっくりだということです。

2つ目は、中国内での需要が影響を受けていることです。中国のすべての店舗およびパートナー店の多くは閉鎖されています。
さらに、営業中の店舗の営業時間は短縮され、顧客の来店は非常に少なくなっています。

 

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■ この後どうなる?米国株式は押し目を形成へ

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2019年のアップルショックが株式市場に与える影響は軽微でした。

理由は2つです。

1つ目は、米中貿易戦争の激化で株価は、2018年8月末から約4ヶ月に渡って下落した後であり、その影響はある程度織り込まれていたこと。

2つ目は、利益警告の2日後に米連邦公開市場委員会のパウエル議長が、当時継続中だった利上げ打ち止めを示唆したことです。

しかし、今回は状況が異なります。株価は史上最高値圏にあります。

1月28日のカンファレンスコールでは強気な発言をしており、その際に公表した四半期ガイダンスからわずか3週間程度で下方修正となったこと、さらには引き下げ後の予想が明らかでないことが投資家の不安を増幅させると思われます。

株価は小さくない幅で調整すると思われます。

しかし根本的に需要が減退したわけではなく、いずれ売上は戻るでしょう。

株式市場全体も調整終了後は上昇トレンドに回帰するものと予想します。


●根拠となるニュース
Appleガイダンス
https://www.apple.com/newsroom/2020/02/investor-update-on-quarterly-guidance/
アップル、1-3月期に売上高目標達成予想せず-新型ウイルス理由に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-17/Q5V8VJDWLU6801

 

 

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執筆者: 西出 滋 @300億円運用していた元外資ファンドマネージャー

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西出 滋

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コメント皆さん、はじめまして!ファイナンシャルプランナー(FP)の西出(にしで)でございます。
銀行、証券・投資顧問、保険と金融3業態全てを経験し、金融業界25年のFPです。自身の経験で培った知識を活かしてお客様の質問にお答えしています。外資系投信投資顧問とヘッジファンドで年金運用のファンドマネージャーを歴任しており、特に資産形成・資産運用のご相談を専門にしています。
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