家計簿をつけているのに、お金がたまらないのは、なぜ?


家計簿

 「家計簿をつけているけれど、お金が貯まらないという人」が多いんです。家計簿をつける目的と家計簿の機能を確認し、お金を貯めるためには何をしたらいいのか?をご紹介します。

1.  家計簿の目的・機能

家計簿をつける目的は何でしょうか?
「お金を貯めたい!」という答えが多くの方から返ってきます。
家計簿は、ただつけているだけでは貯まりません。なぜなら、それは過去の支出記録だからです。現状把握することはできても、これから貯めるためのツールとしては役に立たないんです。

家計簿の機能は、

  • 毎月、毎年の収支がわかる。
  • どんぶり勘定の人には、使途不明金が何かわかりやすい。
  • 月次の固定費・変動費の傾向がつかみやすい。

「収入額」「支出額」「貯金額」は、わかります。去年は、80万円貯金できた。今年は100万円貯金できた。今年は、去年よりも20万円多く貯金できた。しかし、思うように貯金ができなかったり、心の中の不安が払拭されない人が多いのはなぜでしょうか?
そもそも「お金を貯める」ことは、将来への備えの一つの手段ですね。その備えがなんのための備えなのか?車の買替費用?子どもの教育資金?老後の備え?いつ?なんのために?いくら?はっきりわからないまま貯金をしても、貯めるための地図がなければ道に迷ってしまいます。

2.  お金が貯められるようにするには、どうしたらいい?

「お金を貯める」=「自分と家族の未来のための準備」であるならば、この準備をするためのツールであるライフプランニングがおすすめです。ライフプランニングとは、ぼんやりとした将来のイメージを明確にすることです。

ライフプランニングのやり方は、

①ライフプラン実現のために、いつ?なんのために?いくら?備えるのか? 予算をたてる。
  ↓
②資金計画立案
  ↓
③実行

すなわち、

 ①将来の収入と支出を予測する
  ↓
②予算を立てる
  ↓
③その範囲で支出する

 の順番で行います。

3. ライフプランニングの目的・効果

ライフプランニングの目的は、自分と家族の幸せであり、充実した日々を送るためです。そのために自分たちはどのような人生を望んでいるのか、どのように時間を使い、収入の範囲内で無駄なく有効にお金を使うかを考えます。
効果は、

  • ライフプラン実現のための資金計画ができる。
  • ライフプラン実現のため、「収入と支出を予測する→予算を立てる→その範囲で支出する」ので、中長期にわたって、金融資産残高が赤字にならないような資金計画がたてられる。
  • 価値観に基づく支出の優先順位を定め、後悔をしない資金計画をたてることができる。

4.  まとめ

「お金ではなく、価値を追う。」お金を追う人生は不幸です。大切なことは、家計簿を作り、予算との差を分析することではなく、常に「価値」ある支出を心がけること。そして、「予算以上に使えない仕組み」をつくることです。「仕組み」を作ったら、気持ちよくお金を使いましょう。 

 

執筆者

得意分野:ライフプランニング・保険・資産運用・相続・不動産・住宅ローン

株式会社FPバンク

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