ゼロから始める投資力アップ術(その1)


ゼロからはじめる投資力

200名を越える方々の資産形成の診断を行ってきた独立系フィナンシャルアドバイザーが皆さんの投資力アップをお手伝い。投資経験・資金がゼロでも大丈夫。どうやって投資のためのお金を作ることができるのか、どんな投資を始めたらよいのか、投資を始めた後の対処法等をお話しいたします。

ライフスタイルをアップデート

よい会社に勤め、一所懸命働いて、定年後は悠々自適の年金生活、そんなライフスタイルは過去のものとなりつつあります。

以前は資産形成の有力な手段として預金がありました。金利が高かったことから預金する事で、自然と資産が増えていったのです。

低金利の今、自然と資産が増える貯金など存在しません。私たちが共有していた成功の方程式はもはや意味を失なったのです。

私たちは新しい時代あったライフスタイル・資産形成術を考えなければいけません。このコラムでは「ゼロから始める投資力アップ術」と題し、新しい時代にあった資産形成術を皆さんと一緒に考えたいと思います。 

天国と地獄!複利をあなたの味方にする

アインシュタインは「複利は人類最大の発明」と言ったとされています。自分が投資したお金に利息がつくだけでなく、その利息にも利息がつくからです。

複利のすごさを具体的に考えてみましょう。毎年10%のリターンがつく商品について考えてみましょう。

10,000円に10%月と1年後には11,000円になります。翌年に元金の10,000円とこの1,000円も一緒に再投資すると12,100円になります。その翌年は12,100円が13,100円になり、5年後には16,051円になり、6,051円増えたことになります。再投資をせずに毎年1,000円を得た場合(5年間で5,000円)に比べると1,051円も多くなります。複利はあなたの資産を増やす大きなエンジンなのです。

「雪だるま式に借金が増える!」これは複利によって借金が増えていくさまを指した言葉です。こちらの複利は地獄です。

資産形成に「複利を味方にして増やすこと」。これこそが資産を増やすための王道と言えるでしょう。

投資資金ゼロでも大丈夫?資金づくりは日々の暮らしの見直しから

投資をしたいが投資資金がゼロ。心配はいりません!

最初からたくさんの投資資金があって投資を始める人はまれです。決意があれば大丈夫!投資を始めるには、始めるためのお金を貯めることが第一歩だからです。

新卒であろうと大金持ちであろうとお金を貯めるための法則はただひとつ「収入以上に支出しない!」誰にでも当てはまります。たとえ大金持ちであっても収入以上にお金を使ってしまえばお金は貯まりません。収入以上に支出しないためには、2つ方法があります。収入を増やす方法と支出を減らす方法です。ここでは支出を減らす方法についてお話しします。「千円の節約は千円稼ぐのと同じ」だからです。

 

最も著名な投資家ウォーレン・バフェット氏、さぞや豪華な邸宅に住んでいるのだろうと思いきや、以外にも若い頃に買った300万円程度の家に住んでいます。

彼が住んでいるのは生まれ育ったオハマというアメリカ東部の田舎町。彼は敬愛の念を込めて「オハマの賢人」と呼ばれています。

投資と節約は正反対のイメージですが質素で倹約家という投資家像に多くの人が惹かれるのは、そこに投資の本質が隠れているからではないでしょうか。

節約することは単純なことではありますが、簡単なことではありません。投資も一緒です。単純なことではありますが、簡単なことではないのです。 

具体的に何をすればいいの?

「生活を見直し節約する!」というと何か窮屈なイメージをお持ちになるかもしれません。しかし今の見直しがあなたの生活をより安全に、より健全に、そして将来の生活をより豊かなものにしてくれます。思い立った今がチャンスなのです。

 では具体的にはどうすべきか?「自動引落・口座引落」に着目することです。一度契約すると毎月勝手に落ちてしまうのでライフスタイルが大きく変わっても中身を精査しないケースが多いからです。具体的には

・電気代

 契約アンペアの変更、古い家電の節電タイプへの買替、LED照明への買替など

・水道代

 節水ノズル、節水シャワーヘッド、トイレタンクを節水型へなど

・電話代

 格安スマホへ切替・契約プランの見直し、Wi-Fiの活用など

・保険代

 保険の見直し(家族構成の変化、時代の変化に応じた見直しを)

・家賃代

 家賃の安いところに引っ越す

上記の見直しだけでも万円単位での節約が可能と思います。特に保険・家賃の見直しは節約額が大きくなります。ここで浮いたお金を投資に向けます。

 

積立による強制投資

浮いたお金を投資に向ける場合、毎月定額でできる積立投資を利用します。これは毎月定額の投資資金が銀行口座から引き落とされ、そのお金で指定した投資信託などを定額で購入するというものです。

税制上の優遇がある積立NISAなどが代表です。一度契約するとご本人からの申し出が無い限り継続しますので、楽ちんです。

 

次回は「積立にはどんな商品が良いのか?」についてお話したいと思います。

 

 

※上記は、一般生活者のみなさんの資産づくり役立てていただくことを目的として、金融に関する一般的理論・制度・商品等の概要、税制・社会保険制度等の概要、それらに関係する分野の情勢を説明したものです。将来の制度変更や株価等の相場を予測するものではなく、特定の商品・サービス等の購入・加入を促したり、特定の企業や商品・サービス等の誹謗中傷を意図するものではありません。また、金融商品の将来の運用成果等を保証または示唆するものではありません。

 


 

 

執筆者

50代 / 得意分野:ライフプランニング・保険・資産運用

フィナンシャルプランナー 砂川利行

  • 保険
  • 資産運用
  • 老後資金
  • 相続

コメントこんにちは、砂川です。IFAという資産運用のアドバイスを行っています。初心者の方大歓迎!NISAやイデコ等どんな商品を選べばよいのか?投資信託での疑問など、皆さんの疑問にやさしい言葉でお答えします。気軽にチャットして下さい。経歴:北海道 小樽市生まれ 。都市銀行勤務、マーケット部門・シンガポール支店などに在籍。IFA法人ハダシ代表。

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