家計の見直しをしよう!固定費や変動費ごとにポイントを押さえて


家計の見直し

節約してもなかなか貯金ができずストレスを抱えている人も多いのではないでしょうか。住宅費や保険などの固定費、生活費である変動費など、費目ごとに家計を見直すことが貯蓄するためのコツです。ここでは、家計を見直して貯蓄する方法や高齢者世帯の見直し、貯蓄できない人の特徴、ファイナンシャルプランナーの役割などについて紹介していきます。

1.家計の支出の見直しをしよう!

家計の支出には、どんなものがあるのでしょうか。まずは、主な支出の見直しについて紹介していきます。

1-1.固定費

家計の支出は、大きく分けて固定費と変動費の2種類です。固定費は、毎月一定額がかかる費用のことで、住宅費や水道光熱費などが挙げられます。変動費は、日々の選択や行動によって変動する費用のことです。固定費は、常に一定の金額がかかり続けるうえに、支出の割合も大きく占める部分になるため、固定費を見直した後は、そのままでも節約の効果が出やすくなります。ここでは、固定費について確認していきましょう。

1-1-1.住宅費

固定費の中でも、家賃や住宅ローンなどの住宅費は大きな割合を占めています。住宅ローンがある場合は、より低い金利の住宅ローンに借り換えを検討することも方法の一つです。その際は、住宅ローンの残高が1,000万円以上、返済が10年以上残っているなどの条件も押さえておきましょう。借り換えでかかる諸費用などまで計算に入れてメリットがあるのかも試算しておくことが重要です。賃貸の場合は、環境の悪化などの変化があれば家賃の値下げ交渉ができるかを検討したり、ライフスタイルに合わせてより家賃が安い物件に引っ越したりする方法もあります。

1-1-2.保険料

固定費の中で保険料を見直すことも方法の一つです。生命保険には、死亡保険や医療保険などさまざまな種類があります。ライフスタイルの変化も考慮して、「保障額が過大になっていないか」「不足していないか」「内容が古いものになっていないか」など、それぞれを定期的に見直すことが大切です。健康状態が良好な場合や喫煙をしない人などは、保険料の割引を受けられるケースもあります。複数の保険会社へ同じ保障条件で見積もりを依頼して、より保険料負担が低い保険に変更することも検討してみましょう。

自動車保険などの損害保険は、補償内容などが同じでも保険料が異なるので確認しておきたいところです。ただし、保険料を節約するあまり補償範囲が狭くなり過ぎると、いざというときに困すため、目的に合わせて選ぶようにしましょう。

1-1-3.通信費・光熱費

その他、固定費の中で通信費を見直すことも大切です。毎月の携帯電話料金も定期的にプランを見直すことによって大幅に削減できる場合があります。契約時に入っていたオプションなども、使っていないのであれば解約しましょう。月々数百円だとしても、長い目でみると支出に差が出てきます。格安スマホや格安SIMに替えることによって、「通信費が半額ほどになった」というケースもあるので検討してみてはいかがでしょうか。特に、家族で複数台の端末を使用している場合は、それぞれの通信費を節約することができます。また、光熱費についても、契約会社を変更することで基本料金が下がる場合は検討するのも方法の一つです。

1-2.変動費

変動費を見直す際は、「毎月何にいくら使っているか」を把握しておくことがポイントです。例えば、食費であれば「食費は予算を決めて買い物をしているか」「食材を無駄にしていないか」を見直します。膨らみやすい被服費も、予算を決めておくと良いでしょう。ファッションレンタルサービスを利用すれば、定額で流行や季節にも対応できるのでおすすめです。交際費の見直しは、無理をしない範囲の出費にすることや、低予算でも楽しめる工夫をすると良いでしょう。変動費も、費目ごとに固定費のように定額にしておくと無駄が出にくいので、家計の節約につながりやすいです。

3.高齢世帯の家計の見直しはどうする?

高齢世帯の家計の見直しは、定年後の期間が長くなっていく傾向のため、老後資金が不足しないように収入と支出のバランスを取ることが大切です。収入源が年金だけという世帯も多くなるため、現役時代と同じ出費にならないよう定年後は7割程度の家計費を目安にして生活すると良いでしょう。また、医療費や介護費にかかる費用を抑えたり、健康寿命を延ばしたりするためにも、公共のスポーツ施設や教室に参加するのも良い方法といえます。

4.家計の見直しのポイントを押さえよう!

家計の見直しのポイントを押さえれば、より効果的に節約ができるので確認しておきましょう。例えば、車を持っているけど通勤に使っていない場合は、カーシェアリングやレンタカーなどの利用を検討してみてください。公共交通機関などを活用することで車を手放すことができれば、車検や税金などの高額な維持費が削減できます。駐車場代や燃料代も大きな支出になりやすいです。また、知人の紹介で加入した高額の保険があれば、特約などの内容を見直すことで保険料を削減することも期待できます。大幅に節約できる可能性があるため、保険料が月に2万円以上かかっている人は、一度見直してみると良いかもしれません。

5.お金が貯まらない人の家計の特徴は?

節約しているつもりなのに、なかなかお金が貯まらない人にはいくつかの特徴があります。例えば、収入に対する保険料や車の維持費など固定費の占める割合が大きく、生活費を圧迫して赤字になっているケースがあります。すでに述べた通り、一定額がかかり続ける固定費を見直すことで生活費に余裕をもたせることが期待できるでしょう。子どもにお金をかけ過ぎるのも、支出が膨らんでお金が貯まらない原因になります。何でも自分の思い通りになると思うと、子どもの満足感が育たない可能性も出てくるので注意が必要です。

また、ライフプランがなかったり、ライフプランはあっても具体性に欠けていたりすることも、お金が貯まらない人の特徴です。「何のために、いつまでに、いくら貯める必要があるのか」を逆算して計算することで、具体的なプランを決めると良いでしょう。

6.大切なファイナンシャルプランナーの役割とは?

家計を客観視し、ライフスタイルに合わせて見直すのは難しいものです。家計の見直しは貯金するためには避けて通れないものですが、無理な家計の見直しをすると、ストレスが大きく長続きしない可能性もあります。そのため、ほかの家庭の事例なども参考にして将来を見据えた家計にしていきたいものですね。家計の現状を見直した後は、専門家のアドバイスを受けることも方法の一つです。自分たちだけでは気付かなかったことを教えて貰える可能性があります。家計のバランスシートやライフイベント表、キャッシュフロー表など、さまざまなツールを使用して家計をチェックするのも良いでしょう。


執筆者

得意分野:ライフプランニング・資産運用

オカネコ編集部

  • 資産運用
  • 保険
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  • 家計改善
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