貯金箱の種類や習慣のコツは?貯金箱のメリット・デメリットや選び方を解説


貯金箱の種類

お金を貯めるために貯金箱を使おうと思っている人もいるでしょう。貯金箱を使う効果やおすすめの種類など、気になることもあるかもしれません。貯金箱を選ぶ際は、機能やデザインなどのポイントを意識しながら、継続できるコツを知ることが大切です。ここでは、貯金箱を使うメリットやデメリット、主な種類や選び方を紹介していきます。

1.貯金箱を使って貯金をする3つのメリット

ここからは貯金箱を使って貯金をする3つのメリットを紹介します。具体的なメリットとしては、貯金や節約の意識が身についたり、お金が貯まる実感が持てたりすること、また急な出費の助けになることが挙げられるでしょう。

1-1.貯金や節約の意識が身につく

貯金箱を使って貯金をすると、お金を貯めたり節約したりする意識がつきやすく、お金への心構えが変わるといわれています。たとえば、財布に小銭や不必要に多いお札を入れて持ち歩くと、不要なものをつい衝動買いしてしまい失敗する可能性があるのです。よく考えれば必要ないものなのに、小銭を持っているとついつい買ってしまうこともあるかもしれません。このような不要な買い物を防ぐためにも、余分なお金はすぐ貯金箱に投入するようにすると良いでしょう。そうすれば、余分な買い物にお金を使わなくなる可能性も高まります。

また、貯金箱を目につく場所に置いておけば、自分以外の家族の人も貯金や節約への意識が向きやすいのでおすすめです。夫婦や家族全員で貯金箱貯金をする場合には、分かりやすい場所に置いておくことが効果的でしょう。目に入る場所に貯金箱を置いておくことで、お金を入れなければいけないというような気持になりやすいからです。小銭を毎日貯金箱に入れるというルールを決めて貯金箱貯金に取り組むのも良いでしょう。

1-2.お金が貯まる実感が持てる

貯金箱を使って貯金をすることで、お金が貯まる実感を持つこともできるのです。そもそも貯蓄は、銀行に定期預金をする方法や投資信託で積み立てをする方法などさまざまあります。現金を扱わない方法では、パソコンや通帳などでデータを確認するだけで、どのくらい貯金があるかを確認することが可能です。しかし、そのような方法でお金を貯めるのでは、貯金の実感がしづらいことがデメリットとしてあります。一方、貯金箱であれば、物理的にお金の重みがあったり、目で確認できたりするため、どのくらいお金が貯まっているのかの実感を持ちやすいのです。

また、目標金額に対して、「あとどのくらいで貯金箱がいっぱいになるのか」もすぐに分かるため、動機づけにもなりやすいでしょう。徐々に貯まっていく貯金箱を見ることで、達成感や充足感を感じることもできます。日ごとに重くなっていく貯金箱を手にすることで、さらなるやる気が引き出され、銀行口座に貯めていくよりも楽しさや満足感を感じながら貯金できるでしょう。

1-3.急な出費の助けになる

貯金箱で貯金すると、急な出費や両替が必要な場合も対応可能です。思わずお金を使い過ぎてしまったり、税金や車検などで急にまとまったお金が必要になったりした場合もあるかもしれません。そのようなときでも、貯金箱に貯金していればすぐに対応ができます。たとえば、代引きや習い事など、現金でしか対応していない支払いをしなくてはいけない場合もあるでしょう。特に、幼稚園や小学校に子どもが通っている場合、イベント写真の購入や学校で使う用具の支払いの際には、おつりが出ないようにお金を用意してくださいといわれることが多くあります。

しかし、急にお金が必要になると、財布に手持ちがなかったり、夜遅いと銀行も閉まったりしているケースもあり、困ってしまうでしょう。しかし貯金箱で貯金をしていれば、そのような事態でもすぐに用意することができるのです。また、小銭貯金であれば両替もできます。財布の中に小銭がなくても慌てる必要もないので便利です。

2.貯金箱を使って貯金をする2つのデメリット

さまざまなメリットがある貯金箱貯金ですが、デメリットもあります。ここからは、貯金箱貯金のデメリットとして、細かい金額を把握しづらいこと、履歴が残らないことの2点を紹介します。

2-1.細かい金額を把握しづらい

貯金箱貯金の場合は、いくら貯まっているのかなど、細かい金額を把握しにくい場合もあります。500円玉貯金や、貯金箱が満杯になったら10万円と決められているものの場合は比較的分かりやすいのですが、小銭貯金だったり、簡単には開けられない貯金箱を使用したりしてしまうと途中経過が分かりにくいのです。銀行口座や銀行の定期預金といった貯金の方法であれば、現在の貯金額や目標金額までの差が具体的に把握できるでしょう。貯金箱の場合は、見たり触ったりするだけでは細かい金額までは分かりません。そのため、細かい金額を把握したいという場合は、銀行口座に貯金していくほうが確認しやすくなります。

貯金箱貯金の場合、具体的に計算するためには、同じ種類の硬化しか入れていない貯金箱なら重さを測れば良いのですが、手間がかかるのはたしかです。また、お札の貯金や、さまざまな種類の硬化をまとめて貯金している場合は計算が難しいというデメリットもあります。

2-2.履歴が残らない

貯金箱貯金の場合、急にお金が必要でそこから出してしまったときなどには、履歴が残らないというデメリットもあるのです。銀行口座や銀行の定期預金といった貯金の方法であれば、入出金の履歴が全て記録されます。履歴は通帳やインターネット上で確認できるオンラインバンキングで簡単に把握することが可能です。一方、貯金箱は「いつ、いくら、誰が」貯金したのか、あるいは出金したのかというデータが残りません。レシートや領収書を残しておいたり、貯金箱からお金を出したときにはノートに記録したりするなどの工夫をすれば良いですが、いちいちやるのは面倒に感じるかもしれません。

このようなアナログ的な管理だと、うっかりミスをしてしまう可能性もあります。貯金の履歴を細かく管理する必要がなければ不便はないのですが、細かく家計管理をしたい場合は不便になってしまうでしょう。さらに、何のために出金したのかを書いておかないと、気がついたら残金が思ったより少なかったという事態になることもあります。そのため、履歴を残してしっかりと残金を管理したい人は、貯金箱貯金は向いていないかもしれません。

3.貯金箱の種類と使用する際のポイント

貯金箱貯金をする場合は、使用する貯金箱の種類も意識して選ぶのがおすすめです。貯金箱には、さまざまな種類があります。サイズや対象硬貨、機能も異なっているのです。貯金箱によっては、満杯まで貯めたら100万円というように決められているものから、まったく中身が見えず、いくら貯まっているのかは開けてみないと分からないものまであります。目標金額や、好みによっても分かれるので、よく考えて購入すると良いでしょう。

3-1.サイズ・対象貨幣

貯金箱には、商品によってさまざまなサイズがあり、サイズによって貯められる金額が異なります。たとえば、500円玉貯金の場合、直径8.7cm・高さ8.7cmの円筒型であれば約10万円を貯めることが可能です。また、直径10cm・高さ13cmであれば約30万円が貯められます。貯金箱に投入できる貨幣は基本的には硬貨が多いのですが、円筒型や四角形でお札を入れても痛まないタイプもあるので、お札で貯金したいという人は探してみてください。なお、お札タイプは高額を貯めるのに適しているため、旅行やレジャー資金などのまとまった出費に備える際に便利です。

臨時収入で得たお札を入れたり、お財布にお札がパンパンで少し減らしたいときなどに入れたりしていきましょう。

3-2.機能

貯金箱は、貯金額を把握する便利さや貯金する面白さを演出するためにさまざまな機能があり、好みに応じて選ぶことができます。たとえば、小銭をまとめるのではなく、1円玉や10円玉などの種類ごとに格納したい場合に便利な貯金箱もあるのです。1円玉から500円玉まで、自動で選別してくれる貯金箱には、いくつか種類があります。なかには、それぞれの硬貨を40枚ほど貯めることができるものも存在しているのです。硬貨が自動で選別される様子を見ているのも楽しいでしょう。また、自宅の玄関に置いておき、宅配便の代引き支払いの際など、小銭が必要なときにそこから取り出して使っている人もいるようです。

投入した金額を自動で判別し、累計額をデジタル表示する機能を備えている貯金箱もあります。いくら貯まっているのか分からなくなりやすい貯金箱もありますが、このような貯金箱の場合は、いくら貯まっているのかが一目で分かるので便利です。さらに、花瓶と貯金箱が一体になっているタイプもあります。常に存在を忘れないうえ、小銭が重りにもなるので、機能的にも優れている貯金箱です。貯金箱というと、缶でできたものがオーソドックスですが、ほかにもさまざまな種類が販売されています。

貯めている途中で取り出しができるタイプや、簡単には開けられないタイプのものまであるので、自分の用途に合わせて選ぶのが良いでしょう。貯めたい金額は決まっているけれど、途中で挫折してしまうのではないかと心配している人は、簡単に開かない貯金箱を使うのが良いです。ちなみに、ユニークな貯金箱もたくさんありますが、ユニーク過ぎるものは最初だけ盛り上がってあとは放置してしまう可能性もあるでしょう。そのため、なるべく飽きずに貯金を続けられるようなタイプを選ぶと良いかもしれません。

4.最適な貯金箱の選び方を目的・デザインごとに紹介

ここからは、数ある貯金箱の種類の中から、最適な貯金箱の選び方を目的・デザインごとに紹介していきます。

4-1.目的

貯金箱を選ぶ際には、目的に合うものを選ぶことが大切です。容量や入れる貨幣の種類によって貯まる金額は異なるので、目標貯金額や貯金箱を使う目的などに合わせて最適な貯金箱を選ぶようにしましょう。たとえば、5万円や10万円といった、比較的大きくない金額であれば、定番の「〇〇万円貯められる」タイプが便利です。徐々に目標金額に近づいている感覚を楽しむこともできます。また、貯金の習慣をつけるのが目的であれば、中身が把握しやすいタイプや、累計金額が表示されるタイプは貯金額を実感しやすいのでおすすめです。

なお、お札用のタイプは途中で開封してしまうことを防ぐために開封しづらい頑丈なものが良いでしょう。せっかく貯金しているのに、途中で開けてしまってはもったいないです。

4-2.仕掛け・デザイン

貯金を継続させるためには、貯金する行為そのものが楽しいと感じるようになることも大切なポイントになります。仕掛けやデザインにこだわってみるのも良いかもしれません。貯まっていく様子が外からでも確認できたり、あるいは硬貨を投入すると音声を出したり、画面にアニメーションが表示されるといった仕掛けのタイプもあります。貯金箱は目につきやすい場所や、取り出しやすい場所に置いておく人もいるでしょう。そのような場合は、インテリアとしての機能も意識すると良いです。

貯金箱は缶やブタの形が定番ですが、おしゃれなデザインのタイプのほか、キャラクターをあしらったデザインもあります。せっかく使うのであれば、気に入るものを選ぶことも大切でしょう。

5.貯金箱で節約・貯金を継続するためのコツ

貯金を継続するには、貯金箱の仕掛けやデザインも大切ですが、一番のモチベーションは目的意識をはっきりさせることです。将来やりたいことや必要なことがあれば、その費用をはっきりさせ、そのためには毎月どれくらい貯金すればよいのかを考えると良いでしょう。貯金箱を使って貯金を成功させた人の中には、貯めたお金で旅行に行ったケースも多くあります。なお、貯金箱を最大限活用して、貯金や節約を習慣化するには、お金習慣の見直しもかねて専門家に相談することも効果的です。

専門家に相談することで、自分では分からないことが解決できる可能性も高まります。ちなみに「お金の健康診断」であれば、お金の専門家に貯金や目標金額の立て方、具体的な貯金方法を相談してアドバイスを受けることができます。お金の専門家にスマホからチャット形式で無料で相談ができるので、気軽に相談してみたいという人にはおすすめです。わざわざお店に行って相談するのは、気が重いと感じる人でも簡単に相談できるので便利でしょう。


執筆者

得意分野:ライフプランニング・資産運用

オカネコ編集部

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