貯金の効果的な方法とは?貯金が成功するコツや家計管理のツールも紹介


貯金の効果的な方法

将来の生活を考えるときに、重要になるのが「貯金」です。ただ、貯金を始めたものの長続きしないというケースも多く、「効果的に貯金をする方法」や「継続するためのコツ」に興味がある人もいるでしょう。貯金は習慣にするまでが難しいと考えられていますが、無理のない方法で行えば、効果を出すことができます。この記事では、貯金の方法や成功させるためのコツ、さらに具体的な手法や家計管理に役立つツールについて紹介します。

1.貯金の具体的な方法

貯金を継続するための具体的な方法にはどのようなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。

1-1.その都度貯金

その都度貯金とは、思いついたときやお金が余ったタイミングで、不定期に貯金する方法です。あまり時期を細かく決めずに、手元にお金があるときだけ貯めるのが特徴として挙げられます。その月々で余った金額を貯金に回したり、ボーナスで使わない分を貯金したりするなど、無理なく「自然に増える」ことを狙うやり方です。少額ずつの貯金なので負担が少なく、コツコツと継続させることでお金を貯めやすいというメリットがあります。

また、財布に小銭が増えるタイミングで貯金を行う、「小銭貯金」などもあります。小銭貯金は何よりも手軽さが魅力です。日々の買い物のなかで、10円・100円・500円などの小銭は、意外と財布に貯まるものです。その小銭をそのまま財布に入れておくのではなく、貯金箱を用意し、そこに入れるだけで貯金を始められます。わざわざ口座にお金を振り込んだり、意気込んでお金を貯めたりする必要がないため、誰でも気軽に始められます。この気軽さがあるからこそ、自然に貯金を習慣化しやすく、長続きしやすいのです。その都度貯金する方法は敷居が低く、「とにかく貯金したい」という人が気軽にスタートできる方法としてもおすすめです。

1-2.先取り貯金

先取り貯金とは、給料が入金されたタイミングでお金をすぐに貯金用口座に移し、「残ったお金で生活する」方法です。余ったお金を貯蓄するのではなく、先に貯金するお金を分けて管理するのが大きな特徴といえます。なぜ先にお金を口座に移すのかというと、「使いすぎ」を防ぐためです。先にお金を使ってから余った額を貯蓄に回す方法では、つい趣味などにお金を使いすぎてしまう可能性があります。すると、目標として定めた金額を貯金できない場合があるのです。その点、先取り貯金であれば確実に貯金できます。お金が手元にあるとつい使いすぎてしまう人や、貯金が苦手という人にもおすすめです。

なお、先取り貯金には「積立式定期預金」「財形貯蓄制度」などの種類があります。積立式定期預金は、自動で引き落としされる仕組みです。コツコツとお金を貯めたい人に向いている方法で、将来に向けて着実にお金を準備できます。「財形貯蓄制度」は会社が従業員の給料から一部を天引きして、貯蓄に回すという仕組みです。従業員が月々の貯金額を設定し、会社に申請するケースが一般的です。給料から自動で貯金するお金が引かれるため、強制的にでも貯金したいという人に向いています。なお、会社によって財形貯蓄制度の有無は異なります。利用を検討する場合は、制度の有無について会社に聞いてみましょう。

1-3.積立投資

積立投資とは毎月決まった金額を、株式・債券などの金融商品を詰め合わせた「投資信託」などの運用に回す方法です。この方法の場合、現金の形で保有するわけではないため、厳密には貯金ではありません。しかし、銀行に預金をしても金利が非常に低いなか、この方法は利回りが高いとされています。

例えば、年率3%程度の商品であっても、何年もコツコツと積み重ねていけば、複利効果で大きな金額に膨らむ可能性もあります。また、積立投資は少ない金額からでも資産運用をスタートできるのが魅力です。長期投資によって資産を増やすことが主な目的となるため、目標貯金額に向けて、気軽に資産運用を始められます。銀行預金ではお金が増えないものの、ハイリスク・ハイリターンの投資は避けたいという人にもぴったりです。値動きが大きくないため、投資に不慣れな人でも手を出しやすいでしょう。無理なく投資について学び、お金を増やすチャンスを作れます。お金をただ貯めるだけではなく、より賢く増やしたいという人にもおすすめです。

2.貯金を成功させる2つのコツ

貯金を成功させるには、いくつかのポイントがあります。それは、「貯金の目的」を考えたり、「家計を見える化」したりすることです。具体的なコツについて、チェックしていきましょう。

2-1.貯金の目的を考える

貯金を始める際は、「目的」を考えることが大切です。貯金を長続きさせて目標金額を達成するには、「目的をはっきりさせる」必要があります。ただ何となく「お金を増やしたい」と考えているだけでは、どうしてもモチベーションの維持が難しくなりがちです。このようなリスクを避けるために、「1年後の旅行資金のために50万円貯める」というような、具体的な目標を立てるのが肝心です。あいまいな理由で貯金をするよりも、明確な目標を定めたほうが、強い動機になります。その目標を達成しようという意識や目的が強まる分、貯金が長続きしやすくなるのです。

それに、目的や目標金額が決まっていれば、逆算して「毎月必要な貯金額」をはっきりと決めることができます。とにかく「節約してお金を貯める」という意識ではどこかに無理がかかり、長続きさせるのが難しくなってしまいます。あらかじめ必要な金額を計算しておくと、適度に楽しみながら、余裕を持って貯金を続けやすくなるのです。必要な分は貯金して余裕がある分は使うというバランスが、長続きさせるための重要なポイントとなります。

2-2.家計を見える化する

貯金を成功させるうえで、欠かせないのが家計を数字で「見える化」することです。家計を管理して収入と支出の項目を見える化することによって、無駄な費用を洗い出し、家計改善に役立てられます。節約を頑張っているつもりでも、なかなか出費が減らないことも少なくありません。反対に、無理はしていないつもりでも、いつの間にか貯金が増えているケースもあります。このように、主観はあいまいなものです。家計を数字で確認することによって、正しく状況を把握できます。入ってきたお金をどのように使っているのか、しっかりと収入と支出の流れを追うことで、お金を貯めるための重要なヒントを得られるのです。

お金の流れを追うには家計をつけるのが効果的ですが、なかには項目が多く手間がかかって面倒だと感じる人もいます。このような場合は、「固定費」「変動費」「特別費」などの大ざっぱに分類するだけでも、最低限の把握が可能です。固定費とは、支払う金額が毎月決まっているものを指します。具体的には、「住居費」「通信費」、「保険料」「電気・ガス代」などです。変動費は支払う金額が変わってくる日々の支出を指します。例えば、「食費」「水道代」などが含まれます。特別費は年に1回、もしくは数回程度、特別な支払いがあるもののことです。「冠婚葬祭費」「レジャー費」などが該当します。このようにカテゴリ分けしてかかったお金を把握することで、スムーズに対策について考えられます。

3.すぐに始めたい貯金を助ける節約の方法

すぐにできる貯金・節約の方法として、固定費と変動費の節約方法を見ていきましょう。

3-1.固定費の見直し

日々の暮らしのなかで必ず支払っている「固定費」を見直すのは、貯金では定番かつ効果的な方法です。なかでも、見直しておきたいものには「通信費」が挙げられます。多くの人にとって、携帯電話・スマホは生活に欠かせないものといえます。携帯電話・スマホは3つの大手キャリアで利用した場合、月々の利用料が約6000円以上かかってしまうケースも少なくありません。これを「格安スマホ(MVNO)」にすると、利用料を約2000円まで抑えられるケースもあります。大手キャリアにこだわりがあるという人でなければ、格安スマホに変更するのも良い方法です。

もしも、大手キャリアから変更したくないという場合は、料金プランを見直すという手もあります。自分が使っている毎月のデータ通信量をチェックし、無駄がないプランに変更しましょう。また、必要がなかったり、使わなかったりするオプションを契約している場合は、それを解約するだけでも、節約につなげられます。

さらに、「電気代」や「ガス代」なども、見直しを行うべき重要なポイントです。電気やガスなども、アンペア契約や使用プランの見直しによって、安くなる可能性があります。アンペアや使用プランについて調べて、必要に応じて変更を検討してみると良いでしょう。自動車や医療などの「保険料」は、ライフプランの変化があったときに、見直しを行うのが重要です。結婚・出産・引っ越しなど、大きくライフスタイルが変わる際は、最適なプランを契約し直すチャンスです。節約のチャンスを逃さないようにしましょう。

3-2.変動費の節約

貯金を増やすためには、生活を見直して「変動費」を節約するのが重要です。なかでも、「食費」は一般的に生活費1~2割という、大きな割合を占めるといわれています。したがって、なるべく外食を減らし、自炊を行うのが節約の基本です。毎日スーパーなどでお総菜を買っている場合、自炊でおかずを作るだけでも、大きな節約効果を期待できます。外出したときの出費を抑えるために、「弁当」や「飲み物」を持ち歩くのもポイントとして挙げられます。また、余分な買い物をしないために、一週間ごとに予算を決めるのも有効です。あらかじめ予算をきっちりと決めておくことで、「つい買いすぎてしまった」という無駄を減らせます。

それから、「水道代」にも注意しましょう。水道代は、トレイの大小レバーを使い分ける、お風呂のお湯を洗濯に使うなどの方法があります。さらなる節約効果を目指すには、「シャワーヘッド」「蛇口」などを節水ができる商品に交換するのも一案です。工具不要で簡単に取り付けができるタイプも販売されているため、興味がある場合は調べてみると良いでしょう。

さらに、「家電」も節約を意識した使い方をするのが重要です。コンセントはこまめに抜くと、待機電力を節約できます。また、定期的なメンテナンスも欠かせません。例えば、エアコンのフィルターを掃除すると、冷暖房効率が上がりやすいとされています。こまめに掃除を行い、なるべく負荷をかけないようにしましょう。

4.貯金に役立つ家計管理のツール

貯金に役立つツールには、「家計簿」「家計簿アプリ」などがあります。それぞれの特徴について、詳しく確認していきましょう。

4-1.手書き家計簿

手書きタイプの家計簿は最も普及しており、誰でもすぐに始められる手軽さが魅力です。子どものお小遣い帳のようなシンプルな仕組みで、家計管理に役立てられます。家計簿があれば、項目ごとの出費や現在の資産・負債額について把握できます。お金の流れをしっかりと把握できるため、貯金対策に優れているのが特徴です。

手書き家計簿のメリットは難しい操作が不要で、なおかつ自由に「カスタマイズ」や「書き込み」が行えることです。レシートなどを貼り付けたりコメントを書き込んだりするなど、自分の好きなように家計簿をつけられます。また、趣味や投資の費用など、自分にとって必要な項目を加えて自由にカスタマイズできるのも大きな魅力です。一方、デメリットは手書きのために「手間がかかってしまう」ことが挙げられます。また、集計作業や家族への共有にはやや不便さを感じやすいという側面もあります。

4-2.家計簿アプリ

家計簿アプリはスマホやタブレットなどのモバイル端末向けのもので、家計管理のツールとして広く普及しています。家計簿アプリのメリットは、「家計項目の入力」や「集計」などが、自動で行えるという点です。手書きしたり、電卓などで計算したりする手間を短縮できます。また、スマホカメラによる「レシートの読み込み」「口座連携」「データ共有」などの機能が豊富で、貯金額も簡単に把握できます。便利な機能を活用し、家計簿をつける時間や負担を少しでも減らしたいと考える人にもおすすめです。

一方、デメリットは「カスタマイズ性が低い」「自由に書き込みできない」ことなどが挙げられます。オリジナルの機能を自由にカスタマイズすることが難しいため、注意しましょう。

5.貯金の方法や成功のコツを知るには専門家への相談もおすすめ

最適な貯金の方法は、家庭の状況や目標によって大きく異なります。そのため、試行錯誤しながら、自分に合う貯金方法を見つけるのが大切です。また、家計では「固定費」「変動費」「特別費」など、将来に必要な資金計画も意識する必要があります。ただ、そうはいっても、なかなか具体的なイメージがつかめないという人もいるでしょう。効果的な貯金の方法や将来についての具体的なイメージがわかない場合は、「お金の専門家」に相談するのも効果的です。

なかでも、「お金の健康診断」では、お金の専門家が無料相談を受け付けています。相談方法はサイト内の専門家のなかからプロフィールをもとに選び、スマホのチャットで会話するというものです。チャット形式なので緊張せず、誰でも気軽に相談しやすいのがメリットです。専門的な視点から、貯金の方法や貯金計画の立て方などのアドバイスを受けられます。


執筆者

得意分野:ライフプランニング・資産運用

オカネコ編集部

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