貯金箱の工作に役立つアイデアは?工作のメリットや貯金意識をつけるコツ


貯金箱の工作

貯金箱の工作は自由研究の定番であるため、子どもの頃に作ったことがあるという人も多いのではないでしょうか。しかし、子どもだけではなく、実は大人でも貯金箱の工作は人気の趣味のひとつです。せっかく自分で貯金箱を工作するなら、作る過程を楽しみつつ、あとで使って楽しくなるような貯金箱が欲しいもの。そこで今回は、貯金箱を工作するメリットや、役立つアイデア、工作する方法などを紹介します。

1.貯金箱を工作するメリット

大人が貯金箱を工作することは、単なる趣味だけでなくそれ以上のメリットがあります。貯金箱は子どもが持つものというイメージが強いですが、むしろ大人が工作して持つからこそ得られるメリットも満載です。それでは、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。以下、特に貯金意識とカスタマイズ性という観点から紹介します。

1-1.お金を貯める意識がつく

貯金箱を工作する第一のメリットは、お金を貯める意識を身につけることができるということです。もちろん貯金箱でなくても、貯金する方法はたくさんあります。銀行口座にお金を振り込んで貯金したり、定期預金口座を開設してお金を貯めたりといった方法が一般的です。こうした方法に比べると、貯金箱を工作してお金を貯める方法は、確かに少し子ども染みた印象があるかもしれません。また、どれほど大きい貯金箱でも、入れられる金額には限界があるため、本当に意味ある貯金ができるのか半信半疑な人もいるでしょう。

しかし、貯金箱を使った貯金は、口座に貯金するより物理的にお金が貯まっていく実感を持ちやすい方法だといえます。お金を入れれば入れるほど、貯金箱はどんどん重さを増していくため、銀行の貯金通帳ではなかなか感じられない貯金の実感を得ることができるのです。しかも、貯金箱を目につくところに置いておけば、お金を貯めていこうという意識づけにもなるでしょう。これも口座に貯金することでは得られない貯金箱ならではの特徴です。

さらにいえば、購入した貯金箱ではなく、自分で貯金箱を工作するという点にも意義があります。自作したものであれば、より愛着も強くなるものです。その分、しっかり活用しなければという気持ちにもなりやすく、途中で止めてしまいがちな貯金の習慣も身につきやすいという側面があります。もちろん、あえて貯金箱を自作するのは時間も手間もかかるでしょう。しかし、大人でも子どもでも、貯金の意識をつけるためには、貯金箱の工作こそ大いに適しているといえるのです。

1-2.自由にカスタマイズできる

市販されている貯金箱には、大きさやデザインなど、さまざまな種類があります。確かに、市販の貯金箱で気に入るものがあれば、それを購入してお金を貯めていくという方法もあるでしょう。しかし、大きさやデザインにはそれぞれ好みがあるものですし、たとえ理想に近い貯金箱があったとしても、それが必ずしも自分にぴったりのものであるとは限りません。せっかく貯金箱を購入しても使わなければ何の意味もなく、貯金箱を買った分だけお金を無駄に使ったということにもなります。

一方、自分で貯金箱を工作すれば、細部にいたるまで自分好みにカスタマイズすることができます。自分が貯金しやすい大きさにしたり、思わずお金を入れたくなるようなデザインにしたりといった創意工夫ももちろん可能です。牛乳パックを使った貯金箱や、ペットボトルで作る貯金箱など、世界にひとつしかない貯金箱を手に入れられる点も大きなメリットです。オリジナルの貯金箱なら、貯金のモチベーションを向上させることにもつながるでしょう。

工作の趣味があるなら、趣味と貯金の実益を兼ねることにもなります。もちろん、子どもの自由研究にも使えるので、貯金箱の工作には一石二鳥・一石三鳥の旨味があります。

2.貯金箱の工作に役立つ4つのアイデア

いざ貯金箱を工作しようとしてみても、実際に何から手をつけて良いかわからないという人も多いのではないでしょうか。そんなときは、まず工作に役立つ4つのアイデアに着目してみましょう。この4つのアイデアを意識するだけで、貯金箱の工作が大きくはかどるはずです。また、4つ以外にも役立つアイデアがあるので、以下に詳しく紹介します。

2-1.デザインをこだわる

貯金箱を工作する際は、単にお金を貯めるための道具としてだけではなく、インテリアとしても活用できるようなデザイン性に優れたものを作ることを意識してみましょう。貯金箱は基本的に目立つ場所に置いておくことが多いものです。目立つ場所に置いておくからこそ、簡単にお金を入れることができ、その分だけ貯金の意識も高まります。しかし、デザイン性に優れていない貯金箱は、なかなか家の目立つ場所には置いておけないものです。棚の奥に押し込んだり、引き出しの中にしまっていたりしていては、せっかく貯金箱を作っても使わずじまいになってしまうこともあります。

デザインにこだわった貯金箱は、インテリアとしても活用できるため、目に見えるところに置いておいても違和感なく過ごすことができます。実際、貯金箱のデザインは、缶や箱型といった定番デザインしかないわけではありません。たとえば、子どもの工作であれば、牛乳パックやダンボールなど、馴染みのある材料を使えば身近なデザインに仕上がります。完全オリジナルでなくても、工作キットを使えばデザイン性に優れた貯金箱を作ることも十分に可能でしょう。特に、紙粘土で作るタイプのものであれば、動物やキャラクターなどデザインを自由にしやすいので、子どもと一緒に貯金箱を作るときにはぜひ試したい素材のひとつです。

2-2.思い入れを込める

役に立つ貯金箱を作りたいなら、特別な思い入れを込めることも大切です。強い思い入れを込めて作った貯金箱なら、より愛着も湧きやすくなるので、貯金習慣を身につけることにも貢献してくれます。たとえば、夏の時期の思い出と合わせるなら、昆虫を模した形のものや、実際に泊まったログハウスをかたどった貯金箱など、夏にふさわしい趣向を取り入れてみるとそれらしい貯金箱になります。

また、目標金額や目標時期を意識するために、カレンダーつきの貯金箱を作ってみても良いでしょう。カレンダーつき貯金箱は、カレンダーと貯金箱の両方の機能がついているので、目標金額を設定して貯金習慣を身につけることができるだけでなく、カレンダーとして部屋の目立つところに置いておくこともできます。インテリアとしても十分使えるので、デザイン的にも優れた貯金箱であるといえるでしょう。

このように、思い出や季節、自分の好きなものなど、何らかの思い入れを込めて特別感を出すと、愛着を持てる自分らしい貯金箱を作ることが可能です。旅行資金を貯めるために貯金箱を作るなら、箱型の貯金箱に旅行先の写真などを貼り付けるといった方法もあります。ほんの些細な工夫でも、特別な思い入れが施されていれば貯金のモチベーションに大きな影響を与えます。貯金箱の工作をする際は、自分らしい思い入れを込めることを意識してみましょう。

2-3.仕掛けをつける

楽しくお金を貯めたいなら、貯金箱に何らかの仕掛けをつけておくというのもひとつの手です。仕掛けのある貯金箱は、貯金する楽しさを演出するだけでなく、自由研究の工作として工夫したい場合などにも最適です。たとえば、硬貨を落とすと回転する風車型の貯金箱は、ついお金を入れたくなるような興味をそそる仕掛けになっています。この貯金箱は、紙コップや厚紙といった身近な素材で作れるという点もポイントです。工作としてより複雑なものを作りたいなら、風車の部分を観覧車にした高度な構造の貯金箱などもあります。

また、硬貨を所定の位置に乗せると、貯金箱が自動的に硬貨を食べてしまうというような仕掛けの貯金箱も面白味のある作品です。通称「パックン貯金箱」と呼ばれるもので、紙コップやストロー、竹串などの材料で作ることができます。お金を貯めてもすぐ使ってしまうような人は、鍵がかかるタイプの貯金箱を作ってみるのも一興です。ダイヤル式や、振ると開かなくなる構造のものなど、作り方次第でさまざまなタイプの仕掛けを楽しめます。

2-4.面白要素を入れる

動きや音といった面白要素のある貯金箱は、貯金をするという行為そのものを楽しいものにしてくれます。首振り貯金箱や、動く貯金箱など、ユニークな動きや音を組み込んだ貯金箱は、飽きっぽくて習慣がなかなか続かないという人に適した貯金箱です。首振り貯金箱は、紙粘土で動物やキャラクターの胴体部分と頭部分を分けて作り、バネでつなげるというものです。複雑な構造をしているようで、仕組み自体は簡単ですから、誰でも無理なく作ることができます。工作キットも用意されているので、試しに面白要素を入れてみたいという場合にも便利です。

動く貯金箱は、箱のなかにセンサーを入れておき、硬貨を投入すると反応して動くという仕掛けになっています。センサーを使うため、工作自体はやや難しいですが、専用キットを使えば素人でも十分に作れます。また、センサーを使わなくても、身近な材料だけで工作することも可能です。首振りや動くタイプのほか、音が出る貯金箱も面白要素を入れた貯金箱の代表です。お金を入れると、マイクが音を拾ってスピーカーから音が出るという仕掛けになっています。簡単には作れないかもしれませんが、工作すれば子どもの自由研究として機会の仕組みの勉強にもなる貯金箱です。

2-5.その他のアイデア

貯金箱の工作は、貯金箱の機能だけではなく、工作そのものを楽しめる点もメリットです。カラフルで見栄えが良い宝石型貯金箱は、シールやビーズなどで自分好みにデコレーションすることも可能なので、作る過程を存分に楽しめる貯金箱です。お金を取り出しにくいようにデコレーションするなど、貯金箱の機能面を追求しながら工作してみても十分に楽しめるでしょう。

カラフルな宝石型貯金箱が女の子に人気なのに対して、乗り物型の貯金箱は特に男の子からの人気を集める貯金箱です。乗り物型貯金箱は、主にロケットや新幹線といった細長い形を模したものです。男の子にとっては、ロボットを組み立てるような感覚で作れるため、自由研究などでも楽しみながら工作できます。

工作好きな大人なら、建物型貯金箱は創作する楽しさをくすぐる貯金箱です。ログハウスやレンガハウスの形のものは、作る難易度が少し高いだけに、大人にとっては挑戦しがいのある貯金箱だといえます。童心に帰ったような心地を味わうこともでき、つい時間を忘れて工作に没頭してしまうような貯金箱です。

3.貯金箱を工作する2つの方法

貯金箱の工作は、工作キットを使った方法と、完全オリジナルで進める方法の2種類あります。ここでは、それぞれどういう特徴やメリット・デメリットがあるのか詳しく見ていきます。

3-1.工作キットを使う

工作キットを使って作る最大のメリットは、何といっても材料を探す手間が省けるという点です。貯金箱を自作する場合、木材や道具を集めるだけでもかなりの時間がかかります。工作キットを使えば、まずその手間が省けるので、完成までの時間を大幅に削減することができます。また、大抵の種類であれば、貯金箱には工作キットが用意されており、素人でもさまざまな種類の貯金箱が作れるようになっています。工作キットは規格化された商品であるため、手順通りに作ればクオリティの高い作品を作ることも可能です。

特に音が鳴ったり動作したりする貯金箱は、自分で作るのが困難な場合もあります。頑張って自分で作ってみても、途中で失敗したり、うまく機能しなかったりすることも珍しくありません。そんなとき、工作キットを使って作れば、凝った機能の貯金箱も簡単に作ることができてしまいます。ただし、工作キットは完成した形がもう決まっているため、作品にオリジナリティを発揮できない点はデメリットです。カスタマイズして自分らしい貯金箱を作るにしても、その分だけ別の手間がかかってしまう点もデメリットだといえるでしょう。

3-2.オリジナルを自作する

単純な構造の貯金箱なら、投入口とお金が入るスペースさえ確保すれば良く、キットに頼らなくても十分に自作することができるでしょう。機能的には最低限のものであっても、デザインや仕掛けなど、完全に自分好みの作品を作れるのは、オリジナルを自作する大きなメリットのひとつです。また、初めから自分で作ることによって、愛着が湧き貯金箱を使う意識が芽生えやすくなるのも完全自作の良いところです。

デメリットとしては、アイデアや材料探しを自分で行わなければならないという手間や面倒でしょう。オリジナルの貯金箱を作るとなれば、イメージを膨らませたり、アイデアを練ったりするのに時間がかかります。特に質の高いものを作ろうとすれば、材料集めや工作そのものにも手間がかかり、ある程度の時間的余裕のある人でないと実践するのが難しいというのは大きなデメリットだといえます。

4.貯金箱を活用してお金への意識をつける方法

銀行預金でお金を貯める場合、貯金額を確認するのは基本的に通帳でということになります。もちろん、お金が実際に増えていれば、通帳でも貯金の実感を持てるかもしれませんが、紙やネット上の画面で数字を見るだけというのは少し味気なさを感じるものでもあります。その点、貯金箱は目につくものであるだけでなく、貯めたお金の分だけずっしりとした重みを感じられる貯金方法です。そのため、大人でも子どもでもお金が貯まる実感をしやすく、少なくとも貯金や節約の習慣を身につけることに関しては、銀行で預金するよりも適した方法であるといえます。

また、貯金箱の工作は、貯金や家計管理の習慣を見直してみる良い機会にもなります。貯金をすること自体には、別に性格による向き不向きがあるわけではなく、習慣として身につけてしまえば続けること自体決して難しいことではありません。もちろん、適切にお金を貯めていくためには、きちんと計画性を持って貯金していくことも大切なことです。そのためにも、ぜひ「お金の健康診断」を活用してみましょう。「お金の健康診断」は、お金の専門家に貯金や節約方法、将来の資金計画などお金に関すること全般を相談できるサービスです。サービスサイトの専門家に、スマホからチャット形式で無料相談できるため、貯金やお金に関して手軽に相談したい場合などに最適です。


執筆者

得意分野:ライフプランニング・資産運用

オカネコ編集部

  • 資産運用
  • 保険
  • 老後資金
  • 家計改善
  • ライフプランニング

お金の話は難しい。お金の話はつまらない。お金の話をしていると、何かが胸につっかえたような気持ちになる。みんなどうしてるの?自分は一体どうすればいいの?
オカネコは、そんなあなたのための「今すぐプロの専門家にチャットで相談することもできる」Webマガジンです。
不安になったら、あなたが気になった記事を書いたお金のプロに、気軽にちょっと相談してみませんか?
お金に関するあなたの疑問や不安はプロと一緒に解決して、あなたは「やりたい」をやる決断を。

オカネコに無料で相談する