支出で見直せる部分は?一人暮らしで実行したい節約ポイントを解説


項目別節約ポイント

それなりの収入があっても「貯金ができない」「生活が苦しい」と感じている場合は、毎月の支出に問題があるのかもしれません。家計を見直す必要があるものの、「支出が多い部分や節約方法などが具体的にわからない」という人も多いのではないでしょうか。そんな悩める人のために、今回は節約に関する基礎知識や効果的な節約方法など、役立つ情報を紹介していきます。

1.節約する上で注意したいポイント

「なかなか節約できない」と感じている人には、いくつかの共通点があります。具体的な節約方法を知る前に、まずは自分が「節約できない人」になっていないかチェックすることが大切です。まずは、節約する上で注意したいポイントを4つ紹介するので、できていないものがあれば一つずつ改善していきましょう。 

1-1.収入と支出の状況を把握する

節約するためには、普段の生活でどれくらいの収入と支出があるのか、正しい金額を把握することが欠かせません。収支のバランスを把握することで、「いくらなら節約できるか」というおおよその目安がわかります。毎月の食費や電気代などについて、だいたいの金額がすぐに出てこない場合は注意しましょう。お金を無頓着に使っている結果、一般的な一人暮らしの人よりも使いすぎている可能性があります。収入と支出のバランスを把握できれば、必要以上にお金を使っている部分を見つけ、支出を抑えやすくなるでしょう。

1-2.苦手なことを後回しにしない

なかなか節約できない人の中には、収入や支出に関する情報の整理や手続きを苦手に感じてしまう人もいます。節約は大切なことだと理解しているものの、忙しくて時間がなかったり、面倒だと感じたりして、つい後回しにしてしまいがちです。もちろん、苦手だからと後回しにしても、自動的に節約できるようにはなりません。後回ししている期間が長引くほど無駄な支出が発生し続け、いつまで経っても経済的に楽にならないでしょう。本気で節約を考えているなら、少しでも早く収支に関する情報と向き合うことをおすすめします。

一度収支に関する情報を整理して節約のポイントや貯金の目標額などを明確にすれば、あとはそれに従って生活するだけです。収支が大きく変わらない限り、基本的には何度も情報整理を行う必要はないので、腰を据えて早めに済ませてしまいましょう。

1-3.部屋をきれいにする

お金の管理や節約ができない人は、部屋の中の整理整頓も苦手というケースも多い傾向です。部屋が散らかっていると、自分の持ち物を正確に把握しにくいため、すでに持っているものや不要なものまで購入してしまうことがあります。これを繰り返し、無駄な支出を増やしてしまうのです。また、台所が汚れていると自炊する気力が湧かなかったり調理スペースが足りなかったりして、外食やコンビニ弁当などで済ませてしまう可能性もあります。自炊と比べ、外食や弁当などはかなり食費が高くつくため、節約には向いていません。

このような事態を防ぐためにも、部屋を常にきれいな状態に保つことが大切です。きちんと掃除や整理整頓された部屋であれば、持っているものを把握して買う物を絞り込むことも期待できます。無駄遣いを減らせるだけでなく、自炊しやすいため食費の節約にも役立つでしょう。

1-4.小さな支出こそきちんと減らす

しっかり節約するためには、小さな支出にも気を抜かずに減らしていくことが大切です。数十円や数百円の支出であれば、特に気にせずお金を使ってしまう人も多いのではないでしょうか。たしかに、金額としては微々たるものですが、それを何度も繰り返していればやがて大きな支出となります。金額やお金を使う頻度によっては、家計を圧迫してしまう可能性も十分あるのです。たとえば、買い物をする場合、同じ商品でもコンビニよりスーパーのほうが数十円ほど安い傾向にあります。便利だからと近所のコンビニで買い物するのではなく、少し遠くても割安なスーパーを利用するのが賢明です。

また、ATMは時間外や土日祝日の利用で手数料が高くなります。1回あたりの手数料はわずかなものですが、1年に何度も利用していると数千円にもなってしまう可能性があるため無視できません。このほか、安さにつられて無駄遣いしがちな100円ショップの商品やレジ横のお菓子など、不要なものを「つい」購入してしまうことも節約を妨げる要因です。ついお金を使いがちな小さな支出にこそ気を配り、しっかり減らすという意識を持ちましょう。

2.節約の第一歩!家計簿をつける

効率良く節約するための基本は、収入と支出の状況を把握することです。「何にどれくらいお金を使っているのか」「収入に見合った支出になっているのか」について調べるためにも、まずは「家計簿」をつけることから始めましょう。家計簿には、給与などの収入と「いつ・何に・いくらお金を使ったか」という支出内容を記録できます。毎日の収支を明記することで、収支の状況を正確に把握できるでしょう。

家計簿は、ノートタイプやパソコンに記録するタイプなど、さまざまな種類があります。どれを使っても問題ありませんが、家計簿は収入や支出をきちんと記入できなければ意味がありません。そのため、途中で飽きず、できるだけ簡単に記録できるものを選ぶと良いでしょう。スマートフォンを使っているなら、家計簿アプリをインストールして使うのもおすすめです。レシートを撮影するだけで自動的に内容が入力されたり、銀行口座やクレジットカード、電子マネーと連携して利用履歴を自動記録したりできるアプリもあります。

3.一人暮らしで節約できる支出とは?

毎日きちんと家計簿をつけていくと、自分が何にお金を使いすぎているのかが見えてきます。家賃や水道光熱費などの固定費はもちろん、食費や通信費など生活に直結した費用にも相場があるので、それぞれの支出の特徴を理解して節約できるかどうか確認してみましょう。次は、生活の中で支出が多い項目について、相場を踏まえながら節約の目安を紹介します。

3-1.家賃

一人暮らしの場合、家計の中で「家賃」が最も大きな支出となるケースがほとんどです。このため、家賃をできるだけ抑えられれば大きな節約効果が期待できるでしょう。たとえば、家賃が月々1万円違うだけで、年間12万円もの支出の差が生まれます。一人暮らしなら、引越しの費用を考えたとしても数カ月で元が取れる計算です。可能であれば、より家賃が安い物件への引越しも検討しましょう。

一般的に、家賃は手取り収入の約30%以内に抑えるのが望ましいとされています。たとえば、手取り収入が20万円なら家賃6万円までの物件にするという計算です。しっかりと節約するなら、約25%以内を目指すと良いでしょう。この場合、手取り収入約20万円なら家賃約5万円までとなります。なお、賃貸物件には共益費や管理費が発生するところもあるので注意しましょう。家賃と共益費などをすべて合わせ、手取り収入の25~30%以内に抑えられると、なお安心です。

3-2.食費

支出の中で大きな割合を占めるものの一つに、「食費」も挙げられます。総務省統計局が2018年に実施した家計調査の家計収支編によれば、34歳以下の単身世帯における1カ月の食費は、平均で4万1358円という結果でした。このうち、外食費は1万8724円と実に食費の半分近くを占めています。この結果を見ると、いかに単身世帯が食事を外食に頼っているかがわかるでしょう。同じメニューでも、外食なら1000円以上しますが、自炊なら数百円で作れるものもあります。つまり、外食を控えるだけでも、大きな節約効果が期待できるというわけです。

1日3食すべて自炊をすれば、1カ月の食費を2万円程度にまで抑えることもできます。レシピにこだわったり、食材を安く購入できるスーパーを見つけたりすれば、さらに節約できるので、自分にできそうな料理から挑戦してみましょう。

3-3.水道光熱費

毎月必ずかかる支出といえば、「水道光熱費」も外せません。総務省統計局が2018年に実施した家計調査の家計収支編によると、34歳以下の単身世帯における1カ月の電気料金は3362円、ガス料金は2654円、上下水道料金は1608円という結果でした。毎日の生活に欠かせないものなので、節約しにくいと考える人も多いでしょう。しかし、水道光熱費も使用量をうまく調節したり、契約プランを見直したりすることで節約が可能です。節約方法によっては、年間で数千~数万円もの支出を抑えられる可能性もあるので試行錯誤してみましょう。

3-4.通信費

携帯電話やインターネットは、日常生活に欠かせないアイテムです。一人で何台ものデバイスを使っていたり、何年も前に契約した内容のまま使い続けていたりする人もいるのではないでしょうか。これらの通信にかかる利用料金も、工夫次第で大幅に節約することができます。スマートフォンの場合、大手キャリアだと通信費の平均は5700~8000円ほどです。端末を分割払いにしていれば、月々の支払いはさらに高くなるでしょう。また、集合住宅におけるインターネットの利用料金の平均は、光回線使用の場合で約4100円です。

節約したい場合は、格安スマホや割安なモバイルWi-Fiルーターに乗り換えたり、契約プランを見直したりしてみましょう。うまくいけば、年間で数万円単位の節約になるケースもあります。

4.家賃を節約するポイント

支出を節約する主なポイントが「家賃」「食費」「水道光熱費」「通信費」にあることがわかったところで、次はそれぞれのポイントの具体的な節約のコツを見ていきましょう。まずは、支出の中で最も大きな割合を占める家賃についてです。家賃を節約するコツは、ずばり家賃そのものが安い物件を探すことに尽きます。どのような物件を選べば良いのか、細かく紹介しましょう。

4-1.駅から遠い物件を探す

一般的に、賃貸物件の家賃は利便性の良い場所ほど高くなる傾向にあります。公共交通機関の駅から離れた物件ほど安く借りられる可能性が高いので、あえて不便な場所にある物件を探すのも選択肢の一つです。「駅から遠いと不便」だと思いがちですが、自転車などを利用すれば移動時間は短縮できますし、夜間の一人歩きに比べて防犯上のメリットもあります。人気エリアへの憧れや通勤の事情など、どうしても駅の近くに住みたい場合は、主要なターミナルの隣接駅近くの物件を探すのもおすすめです。ターミナルから1~2駅離れただけで、家賃相場が下がるケースも少なくありません。

4-2.東向きの物件を探す

物件を探す際、日当たりの良い南向きの物件を探しがちですが、家賃を重視するなら東向きの物件を検討しましょう。南向きの物件は人気が高いため、家賃相場も高い傾向にあります。もともと防犯の面から外干しをするつもりがないなど、南向きにあまりこだわっていないなら、家賃が安い可能性のある別の方角向きの物件を探しましょう。その中でも、東向きの物件は日当たりに関してメリットが大きいのでおすすめです。太陽が東から昇るため午前中は比較的日当たりが良く、部屋も暖まるため室温が安定しやすいでしょう。

4-3.家賃以外の費用にも気を配る

賃貸物件では、月々の家賃のほかに管理費や共益費もかかることが多いです。家賃の節約について考えるときは、管理費や共益費を含めた費用を参考にするようにしましょう。また、契約する際には敷金や礼金、仲介手数料などの初期費用が発生するケースも多い傾向です。敷金は、退去時に部屋の修繕費を差し引いた残りが戻ってくる可能性もあり、必ずしも無駄になるわけではありません。しかし、礼金は大家へ支払うお金であり戻ってこないので注意が必要です。初期費用を抑えたい場合は、敷金や礼金が安いところを探すと良いでしょう。

仲介手数料は、物件を紹介してくれた不動産会社へ支払うお金です。礼金と同じく一度支払うと戻ってきません。不動産会社によって「家賃1カ月分」など一律に設定していることが多いですが、なかには仲介手数料不要としている物件もあるので探してみましょう。また、賃貸物件の契約期間が満了したのち、引き続き物件を借りるときに必要となる「更新料」も気を配りたいポイントです。数年に一度のこととはいえ、家賃1カ月分の費用がかかる場合もあるため無視できません。家賃を節約したいなら、できるだけ更新料を徴収されない物件を選びましょう。

4-4.間取りや築年数に注意する

家賃の安い物件を見つけたいなら、間取りや築年数にも注意しましょう。たとえば、1Kと1Rという間取りの物件があった場合、同じ広さでも部屋数が少なくなる1Rのほうが家賃が安いことが多いです。キッチンとリビングの仕切りがなくなる分、1Rのほうが自由に使える居住スペースが広くなるというメリットもあります。また、築年数が経過した物件ほど家賃が下がりやすいので、リフォームやリノベーション済みの古い物件を探すというのも効果的です。リフォームしてあれば、外観は古くても内装や設備はきれいであり、条件のわりに安く借りられる可能性が高いでしょう。

5.食費を節約するポイント

食費を節約するコツは、外食を控えてできるだけ自炊することです。しかし、調理の経験が浅いうちは自炊の費用がかえって高くつくこともあるため注意しましょう。ここでは、どのようなことを心がければ食費を節約しやすいのか、具体的な方法を紹介します。

5-1.食材の値段が安い店を見つける

自炊は、調理器具や調味料など必要なものをそろえてしまえば、あとは食材の費用しかかかりません。このため、食材を安く購入できるスーパーなどを見つけられれば、自炊の費用を大幅に下げることができます。行ける範囲にある近所のスーパーを回り、食材ごとに一番安く購入できる店舗を把握しておきましょう。価格は、食材の量にも左右されるので100gあたりに換算した価格で比較するのがポイントです。なお、コンビニにもいくつかの食材が売っていますが、スーパーと比べて割高なので安易に利用しないようにしましょう。コンビニに入ると、つい無駄なものまで買ってしまう人もいるので、浪費しやすい人はコンビニに近寄らないことをおすすめします。

5-2.安くて使いやすい食材を活用する

食費を抑えるには、安くて使い勝手の良い食材を中心に自炊すると効果的です。パスタは、米より安い場合が多く、グラムあたりのタンパク質含有量も豊富。味もクセがないので万人受けしやすく、調理しやすい点も魅力的でしょう。また、お好み焼きやたこ焼きが作ることができる小麦粉も常備しておきたい食材です。調理方法によっては、10円程度で約200kcalが摂取できるなど、コストパフォーマンスが非常に優れています。

肉類を食べたい場合は、鶏むね肉を使いましょう。鶏肉のなかでも価格が安い部位であり、低カロリーでタンパク質が豊富なので運動やダイエットをしている人にも向いています。このほか、量のわりに価格が控えめなキャベツやもやし、玉ねぎは自炊メニューに取り入れやすいですし、高タンパク質食材である卵も安く手に入りやすいです。鶏むね肉と玉ねぎ、卵があればボリューム満点の親子丼も作れるでしょう。

5-3.水筒や弁当を持参する

ちょっとした支出を減らすには、職場や外出先に弁当を持参すると良いでしょう。毎日自炊した弁当を持って行けば、外食費を大幅に節約できます。忙しくて弁当をつくる時間がない場合は、炊いたご飯だけ持って行き、総菜だけ別に買うようにしましょう。こうするだけでも、すべて外食でまかなうよりも安く済ませられます。また、コンビニや自動販売機でお茶やコーヒーを購入するのもお金がかかるので、家から水やお茶を入れた水筒を持参するのがおすすめです。

5-4.外食の場合は金券を活用する

節約を頑張っていると、時には外食したくなることもあるでしょう。そんなときは、金券ショップに行き、安く売られているギフトカードを購入することがおすすめです。現金で支払うより、金券を活用すれば安く外食を楽しむことができます。ただし、ギフトカードは基本的におつりがもらえず、額面以上の食事をしなければ損をしてしまうので注意が必要です。損をしたくないという場合は、ジェフグルメカードを利用しましょう。ジェフグルメカードなら、飲食店で利用できるのはもちろん、おつりをもらうこともできます。金券ショップで定価の約95%で購入できる上に、対象の飲食店も多いので使い勝手も抜群です。

6.電気料金を節約するポイント

電気料金を節約するためのコツは、電力会社との契約見直したり節電への意識を持ったりすることです。それぞれどういうことなのか、内容を具体的に見ていきましょう。

6-1.電力会社の契約を見直す

電気料金は、どこも同じというイメージがありますが、実は電力会社ごとに料金や契約プランが異なります。プランによっては、使用している時間帯によって料金が変わることもあり、生活スタイルに合わせて最適なプランを選ぶと節約につながる可能性もあるのです。また、2016年から始まった電力自由化により、各家庭で契約する電力会社を自由に選べるようになりました。電力会社は、住んでいる地域によって契約できるところが変わるので、インターネットで検索して最適な電力会社を探してみましょう。ただし、集合住宅の場合は電力会社を変更できない可能性もあるため、事前に管理会社や大家へ確認する必要があります。

6-2.エアコンや電灯の節電を意識する

電気料金を節約する上で、消費電力が高いエアコンのチェックは欠かせません。効率良く稼働させるために「月1回はフィルターを掃除する」「設定温度を1度変更する」「使用時間を1時間短縮する」など工夫すれば、月の電気料金を約300~500円節約できます。なお、エアコンは室内の空気が循環しないとハイパワーで稼働し続けてしまうため、空気の通り道を作ったり、サーキュレーターなどで空気の流れを作ったりすると良いでしょう。

また、使っていない照明をこまめに消したり、消費電力が高い白熱電球をLEDにつけ替えたりするのも効果的です。LEDは、初期費用が高くつきますが、白熱電球に比べると消費電力を約50%抑えられます。長い目で見れば節約になるので、白熱電球が切れたタイミングで交換しましょう。

7.ガス料金を節約するポイント

ガス料金を節約するコツも、電気料金のケースと同じく契約の見直しとガスの使用における工夫が重要です。それぞれの内容について、具体的なポイントを見ていきましょう。

7-1.ガスの契約を見直す

ガス料金を節約するには、まずガスの契約を見直すことが大切です。プロパンガスの料金は、基本料金と従量単価で構成されています。基本的には、自分でガス業者を選べるため、プロパンガスを使用しているなら基本料金が安い業者を探しましょう。うまく業者を見つけられれば、年間で数千~数万円節約することも可能です。都市ガスについては、電力のように2017年から自由化が始まっています。ガス料金が高いと感じる場合は、同じガス会社で安いプランに変更したり、大家や管理会社に確認した上でガス会社自体の変更を検討したりすると良いでしょう。

7-2.ガスの使用に気を配る

ガスは、使った分だけ料金がかかるので、普段の使用量を抑える工夫も必要です。浴室では、シャワーの使用時間を短くするよう心がけましょう。週に3回シャワーを利用する場合、1回あたりの時間を3分程度短くするだけで、年間で約2300円の節約になります。また、設定温度を下げるのも効果的です。浴槽にお湯をためる場合は、ガス代が高くなりやすい追い炊きは使わないようにしましょう。1日に1回、浴槽1杯分のお湯を10度上げるのをやめるだけで、月に約1000円の節約になります。

また、ガス温水床暖房を使っている場合は、使用時間に気をつけましょう。1日8時間使用すると約150円かかりますが、タイマーをうまく活用するなどして使用時間を半分にすると月に約2100円の節約が可能です。

8.水道料金を節約するポイント

水道は電気やガスとは違い、民間会社と契約して使っているわけではありません。このため、節約のコツとしては使用量を抑えるほか、水道料金が安い自治体に引っ越すという方法もあります。次は、水道料金を節約する具体的なポイントについて見ていきましょう。

8-1.浴槽とシャワーを使い分ける

水道を最も使用するのは、やはりお風呂に入るときです。シャワーのほうが水をあまり使わないように感じますが、実は20分間シャワーを浴びると浴槽1杯分に相当する水道料金がかかります。お風呂に長く入る時期は浴槽、サッと済ませる時期はシャワーにするなど、うまく使い分けると水道料金を節約しやすいでしょう。毎日浴槽に浸かりたいという場合は、浴槽にペットボトルやポリタンクを沈めるとその分だけ水かさが増すので水の量を減らすことができます。また、浴槽の残り湯を翌日の洗濯などに再利用すると、さらに節約につながるでしょう。

8-2.水道代の安い自治体へ引っ越す

水道料金は、自治体によって異なっているため、同じ東京都内でも住む地域によって年間で数万円近い差が生じるケースもあります。驚くほど水道料金が安い自治体もあれば、水道事業の業績悪化から大幅な値上げに踏み切る自治体もあるので、可能なら水道料金が安いところに引っ越すというのも一つの方法です。ただ、水道料金のためだけに引っ越すのはあまり現実的ではありません。これから引越しを予定している場合は、物件探しの際に頭に入れておくと良いでしょう。

9.通信費を節約するポイント

携帯電話やインターネットの基本料金は、おおむね一定になっていることが多い傾向です。このため、通信費を節約するには契約そのものを見直すことが前提となります。次は、携帯電話とインターネット、それぞれの契約を見直す際のポイントについて見ていきましょう。

9-1.携帯電話の契約を見直す

スマートフォンを使用している場合は、大手キャリアから格安SIMへの乗り換えを検討してみましょう。格安SIMは、大手キャリアと比べて基本料金が格段に安く、契約プランによっては1000円未満で使用できるものまであります。ただし、「通信速度が遅い」「データ使用量に制限がある」「音声通話機能の有無で料金が変わる」といったこともあるため注意しましょう。普段自分が使用している通信量や通話頻度と比較してムダのないプランに切り替えれば、それほど不便さを感じずにスマートフォンを利用し続けることも可能です。

9-2.インターネットの契約を見直す

自宅でインターネット回線を契約している場合は、回線そのものやプロバイダを見直すことで通信費を節約できる可能性もあります。回線のタイプやプロバイダごとにサービス内容や料金が異なり、契約形態も複雑で選ぶのが大変なので、自身の使用状況とも照らし合わせてじっくり比較検討することが大切です。なお、スマートフォンを使用している場合は、キャリアと提携しているプロバイダのインターネット回線がないかどうか調べてみましょう。お互いに提携しているスマートフォンとインターネットをセットで契約すると、大幅な割引を受けられるケースもあるため節約に役立ちます。

 
執筆者

得意分野:ライフプランニング・資産運用

オカネコ編集部

  • 資産運用
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  • 家計改善
  • ライフプランニング

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